get ready(30代男の物欲と服ログ)

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SALEで迷っているあなた(私) へ

SALEも佳境に差し掛かりました。

もうすでにお店は混雑状態で、

売れ残った服が粗末扱われる始末。

3割引で残ったやつは、年末に顧客対象セールで減って残った、「残りの中の残り」。

 

SALEで得をしたと思ったことはあるでしょうか

あなたが手に取ったそのセールの服は、8月〜9月の立ち上げからなぜ今まで残っているのでしょう。売れなかった理由があるはず。

原則、SALE品とは在庫処分の意味が強いので

安くなっているため、その冬服を着るのは残りわずかとなり、また来たるべき秋冬まで持ち越すことになります。

私は秋冬が始まる前ーつまり春夏が立ち上がる一月を過ぎ、秋冬が発表される頃にはもう買うべき秋冬の服を吟味し、ワードローブに何が必要かをリストアップし、複合的な要素を総合した結果、狙い澄まして服を予約します。

それが人気商品かどうかは関係ありません。買ってすぐ着れる、出番がすぐ回ってくることが肝心でしょう。

つまるところ、

 

一着を買うということは、

既存のワードローブにある一着を着る機会が一日少なくなる

 

ということです。「安い」という理由を第一要因として購入した服が、既存の狙い澄まして買った服と同程度のバイブス、というかテンションを保っていられるでしょうか。

例えばセールで五万になっていたコートを買ったとして、それで十万で買った既存のコートの出番が減ってしまうわけです。それでは既存の可愛がっているコートがかわいそうです。

僕は自分の買った服が基本的には間違っていないという少しだけの自負があります。だから愛を持ってその服を家に迎えたい。

セールの服は、例えが悪いけど処分寸前の動物に近いものがある。しかし動物には処分前の同情があり、引き取りがなされるわけです。服はどうでしょう。同情があるというより「安いし買っとくか」という感覚が大半ではないでしょうか。それは否定できない感覚ですが、闇雲に買う前に、今持っている持ち物を確認するのも、大切だなだと思います。

何を買うか、でなく何を買わないのか。

何が必要なのか。

それをまず煎じつめて吟味したいです。

 

以上、セールで迷っている私への自戒を込めてお送りしました。なんだかんだで、セール楽しみたいです(本末転倒)。