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ファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

エリザベス・ペイトン展:Still Life @原美術館 感想

ペイトン展に滑り込みで行ってきました。 大好きな原美術館。こじんまりした建物でゆっくり見れる感じが大きい美術館と違って好きです。国立新美術館や東京都美術館がビッグメゾンのLVMHやケリングだとしたら、原美術館やちひろ美術館はドリスヴァンノッテン…

ランニング日記1@2017.4.24

まだ私がランニングに興味を持っていなかった頃、ハニカムブログでいつもランニングについて語っていた高橋氏。もうブログをやめてしまっていて、残ってないかと探していたところ、少しだけ発見。 JUN TAKAHASHI -BLOG-|honeyee.com Web Magazine ワークア…

俺のランニング道具③ GYAKUSOU ルナエピックLOWフライニット2(レビュー)

NikeLab GYAKUSOU LUNAREPIC FLYKNIT2 買いました。ランニングシューズにも逡巡しました。 ポイント1「普段履きでも違和感のないグッドデザインか」 まずは自分の足の測定云々よりも、足の形より何より「カタチ」から入るアホな性格なのでデザインがまず先…

俺の登山道具⑧/ランニング道具② アミノバイタル

何でもケチることは時に愚鈍でしょう。アミノ酸なんてたいしたことない、こんなのなくても走れる、登れると。登山だったらトレッキングポールがあれば、ランニングならクッション性の高いシューズがあれば、より快適なパフォーマンスが可能であると思われて…

冷めないファッション熱の熱源はどこだ?

定期購読しているゼムマガジンのブログ、いつも興味深く読んでいるのですが以下の記事を読みながら思ったことを。 BLOG - Them magazine マークやフッドバイエアの衰退の源泉にはノームコアが人口に膾炙したからではないかという話。ノームコアが槍玉に上が…

T2 トレインスポッティング2の感想

10代の後半に浴びた音楽、文学、服、映画、アートが今の自分、ないしは一生の自分を方向づけてしまうという命題があります。 そしてこの命題は真である、と私は思っています。 ついに公開されたトレインスポッティング2を観てきました。20年越し、ストーリー…

カラマーゾフの兄弟と併走

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を読了しました。2週間半ほど掛かってしまいました。金原ひとみは中下巻を3日で読み通したらしいけれど、よほど暇がなければ3日で中下巻の読了は難しいでしょう。あえてここで人類史上最高峰に君臨すると言われて久し…

服装におけるバッグの重要度

バッグひとつで服装の印象てめちゃくちゃ変わる。靴並みにバッグって重要度高くないですかね。仕事もあまり持ち物がない。女性とは違い、化粧品などコスメの類もそこまで持ち歩くほどではなく、ハンカチと携帯と財布だけあればいい。あと欲を言えば文庫本と…

ブログ開設1周年

Photo:春霞の皇居ラン このブログをはじめて今日で一年だ、とはてなブログからメールが来ました。私がなぜブログを始めたのかというと、圧倒的にアウトプットが不足していて、ブログに何でもいいから書きなぐって痕跡を残そうと思ったからです。「どうせ数か…

洋服の見直しと選別ー上着編ー

春なので冬物をクリーニングに出して仕舞おうと思っています。それとまた服を減らしたい。選択と洗濯の負荷を減らしたい。 今冬はコモリのタイロッケンコートが大活躍で他のコートをあまりきませんでした。 アウターは4着 タイロッケンコート チェスターコー…

俺のランニング道具①THE NORTH FACE フレキシブルアンクルパンツ

皇居ランとかいう都心の馬鹿デカい家の周りを勝手に走ってる行為..自分の家だったらちょっと嫌ですね。 さてランニングの服につきまして。先日ナイキに行って見てきたのですがやはり派手にタイツにショートパンツな男性が多く。ショートパンツも膝上くらいの…

ランニング初心者の服装

あたたかくなってきたのでランニングをまたはじめています。走り始めて4、5年は経つでしょうか。今年は10月にフルマラソンについに挑戦することにしましたので、この半年間ワークアウトを継続的に続けていくつもりです。 最近は皇居ランをしています。皇居…

170319.ロバート・メイプルソープ展@銀座シャネル

www.cinra.net 行ってきました。今期のラフシモンズにも採用されていたメイプルソープ。 rafsimons.com ポートレートも静物画のように静謐であり、彫刻のようであり、生気がまったく感じられないんだけど、そのぶんモノクロームも相俟って身体や植物や果実の…

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』について私の語ること

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫) | 村上 春樹 |本 | 通販 | Amazon タイトルのくどさが随一ですね。最近また走り込みをしていたので読み返したくなったのですが手元になかったので買い直しました。3年前くらいからランニングを始めて(ダ…

洋服における情報量の多寡

JIL SANDER 2017 幸いスーツにネクタイが義務化されている職場ではないけれど、外部のお客さんと接する機会が毎日あるので誰に会っても恥ずかしくはないが、スーツみたいに決まりすぎない格好をしています。 なのでボックスロゴパーカー的なものは着れません…

服の管理方法について

春物を見るのが楽しくなりました。 知らず知らずのうちに服がなんとなく増えてる気がしたのでもう一度整理してみました。下着(パンツと靴下)抜き、アクセサリー小物抜きにして総計60着を目安としていますが難しそうです。 服の買い方としては、まず年明けに…

Supreme2017ss立ち上げに並んでみた

百聞は一見にしかず。Supremeに高みの見物などない。。 と言い聞かせ、少し前のことになりますがsupremeの17ss立ち上げに並んでみました。土曜は仕事のため日曜の昼くらいから原宿に行ってみたのですが、それでも90分ほど並んでいました。いつからこんなに…

回帰する一人称 ー村上春樹『騎士団長殺し』の感想(ネタバレ含む)ー

『騎士団長殺し』は最近の村上作品の中に無かった一人称の「私」が登場して、とてもなじみやすい作品でした。そして過去の作品のイメージの断片が多く散りばめられているような感覚を覚えました。 読み終えて少なくとも言える事は、私の中では『ねじまき鳥ク…

村上春樹の読み方ー『騎士団長殺し』の前に

村上春樹の新刊『騎士団長殺し』が発売されました。実は昨日の発売日に購入し、仕事が終わり次第家にこもって1部は読了しました。しかし今回はあらすじや感想は次回に譲ります。最近の長編では『色彩を持たない多崎つくる』、2冊というボリュームでは『1Q8…

David Bowie is展 ーすべてボウイに収まるものー

天王洲アイルまで見に行ってきました。 私の好きなカルチャー、辿ると全てデヴィッド・ボウイに行き着く説が立証されました。 バロウズ、ギンズバーグ、ケルアックのビート文学。ドラッグとカットアップ手法に触発されたボウイ。 スペースオディティ。キュー…

ラフシモンズのカルバンクライン

発表されましたね。 http://www.vogue.com/article/calvin-klein-fall-2017 ロゴデザインも変更がなされ、我が師と仰ぐピーターサヴィルが手掛けたとのこと。とてもワクワクしますし、長らくカルバンクラインのTシャツとパンツを着ていた身分では嬉しい限り…

階層を越境するファッション

世間を騒がせているシュプリームとルイヴィトンのコラボ。ケンドリックラマーとマルーン5のコラボ。ジェイムスブレイクやボンイヴェールやジェイミーxxがオーバーグラウンドに進出し、服も音楽とマイナーとメジャーの境界線が消えつつある。 ユニクロや無印…

SupremeとLouis Vuittonコラボ

ついにシュプリームも来るところまで来た感がありますね。ノースフェイス、ティンバーランド、コムデギャルソン、アンダーカバー、そしてルイヴィトン。 最近のキムジョーンズの仕事を知らないのでなんともいえませんが、一つだけ言えることは 中国の模造品…

The xx "I See You" レビュー

ついにthe xxの新譜"I See You"が発売されました。待つこと4年ほど経つ私でしたが、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。各方面からのインタビューも拾い集めて読んだりして、高揚感に満ち満ちています。今までは内省的で失恋の曲が多かったのですが、イン…

これからの登山靴の話をしよう①

年に1度しか登山をしないとする。そのために登山靴を買うとする。 そうすると、年に1度しか履かないから登山靴に自分の足が馴染まず、毎回痛かったり違和感を感じたまま山に登らなくてはならない。登山専門店やアウトドアショップに行くと、だいたいハイカ…

俺の登山道具⑦ノースフェイスQDオックスフォードシャツ

年始に全然サボっていたブログなのにアクセス数が多いようで、どうやらウルトラライト登山やパタゴニアR2ジャケットの記事が読まれているようです。久々に登山道具シリーズです。 詳細 ベーシックなオックスフォード生地のボタンダウンシャツに、機能性を持…

2016よく聞いた音楽

あけましておめでとうございます。このブログは2016年4月に開設しました。アクセス解析でみると、音楽、ファッション、登山など多方面の分野から検索していただき、見て頂いているようで嬉しいです。ありがとうございます。特に登山、ウルトラライト系の記事…

アウトドアの日常化-日常のアウトドア化

雑誌「GO OUT」的な都市的アウトドアの提案。ノースフェイス的な洗練されたアウトドア。それもカッコいい。が、前から書いているようにこのブログでは最高地点にスーツでアウトドアという矛盾した二項の解消と止揚に照準を合わせている。かなりざっくり言う…

「君の名は。」と「シンゴジラ」の通奏低音

<標記2作品の内容が本ブログには含まれます> もはや批評的な言説はこの2作に厚く硬い外殻を作ってしまっており、書くべきこともない、ないしは書いたとしても凡庸になってしまうのだが、それでもなお書いてみたい。少なくともいえることは2作品とも紛れ…

シュプリームのボックスロゴについて思うこと

毎年恒例のシュプリームのボックスロゴパーカーが発売され、徹夜組が何百人も並んだらしい。シュプリームの発明は、とりもなおさず赤と白の通称「ボックスロゴ」の発明においてほかない。 あのエバーグリーンなボックスロゴがあるからこそシュプリームは裏原…

The xx的な生活を志向することについて

The xxの来日から数日が経って蛻の殻状態だったけど、相変わらずxxを聞きながら生活しています。今回書きたいのは、彼らへの影響の受けっぷりと、どのようにして彼らのマインドを生活に落とし込むのかについて。という変わったものです。 <洋服> 表面から…

The xx 来日ライブ@豊洲pit 2016/12/6 レポート(感想 )

ついに時が満ちた。このブログでも何度も言及してきたThe xxが日本にやってきた。どのくらいアルバムを待っていたのだろうか…機が熟すまで3年…待てど暮らせどのライフスタイルであった… 彼らの音楽を聴いて、その音楽観が自分のライフスタイルの大きな核とな…

なぜ山ガールの服装は派手なのか?

近年増え始めたと言われる「山ガール」。おそらく山ガールは『ランドネ』『クーネル』あたりを読み、憧れはKIKIの登山=旅スタイルで、北アルプスの縦走を夢見ている。私の勝手な想像である。しかし、女子の登山の服装が派手すぎる傾向にありはしないか。女…

服の整理と数値・可視化

服の数値化 数年前から自分の服をすべて洗い出して、エクセルに打ち込んでいます。 アウター、ジャケット、ニット、シャツ、Tシャツ、トップス、パンツ、靴に分けてセルも色を変えてます。まずここで ①何着服を持っているか ②どのタイプの服が多い/少ないか …

私のカバンの中身

お題「私のカバンの中身」 はてなブログのお題を初めて書いてみます。果たして誰が興味持つのかわかりませんが… 私の仕事のカバンは手持ちの小ぶりの黒革のビジネスバッグです。普段ように使えるようなミニマルなデザインの日本製のものを見つけて買いました…

パリジェンヌはどこにいるのか?

けっこう前に流行っていたこの本に乗じてパリの生活やパリジェンヌのライフスタイルを称揚する本が雨後の筍の如く跋扈していますが結局この本は一度読んで母親にあげたら母も誰かにあげたらしくあまり参考にならなかったらしい。 目次は以下の通り ◎目次 Int…

俺の登山道具⑥ モンベル インナーダウンベスト

またまたモンベル。確か3、4年前にエンジニアドガーメンツの鈴木氏がこのカーディガンver.を紹介してから、ファッションピープルに膾炙し始めたもののベストver. とにかく軽くて、手のひらに置いても軽さにビックリする。100g程度のウルトラライト志向。イン…

the xxの新譜発表と新曲発表に寄せて

良い作品とは、「これは自分のことを歌っている(語っている)」と思えるものだ、 というテーゼがある。 期待してゆっくりと待つということをする行為の大切さ。テレビドラマ、漫画、洋服、そして音楽。 the xxというバンドは、以前も書いているように私にとっ…

俺の登山道具⑤ mont-bell スーパーメリノウール・ミッドウェイトクルー

実質寒い。寒暖差異常。 もうこのブログでも再三言っているが、登山と日常を越境した服装を心掛けたい。ibexのメリノウールの薄手インナーを一昨年から導入しているが、メリノウールという天然繊維は圧倒的にヒートテックに代表される化学繊維よりも優れてい…

対称性の幻惑

シンメトリーに惹かれる。 均整のとれたスタイル。 無駄のないデザイン。 たとえばキューブリックの作品群。執拗に対称性へ拘泥している。 そのようすがこちら。 www.youtube.com 敬愛するthe XXのPVも、時計じかけのオレンジの冒頭みたいな ミニマルルー…

hyke×adidas 2016AW/SUPERSTAR

最近スタンスミス街中で見かけまくる。冗談抜きに1日10人は見る。マイナーなバンドがメジャーになっていく古参のファンの心情である… 閑話休題。たまたま祝日出勤の代休でお休みだったので伊勢丹で買いました。整理券もらって時間順に並び、一組ずつ店員さん…

深津絵里の岸辺の旅

<若干のネタバレを含みます> いま私が獲得している生活をすべてなげうって、どこか遠くへ行きたいという逃避行。モンパルナスのロトンドでゆっくりクロワッサンとスクランブルエッグとオレンジジュースを飲みながらLe mondeを読みたい。というささやかな夢…

持続可能性に関するノートあるいは杉本博司『ロスト・ヒューマン』

持続可能性。通称サスティナビリティ。 コーポレートガバナンスやらコンプライアンスやらビジネス的横文字で並列的に語られることが多い。あるいは持続可能な社会。リサイクル、再生可能エネルギー。 なるほど哲学や神学などの形而上学的な学問では計り知れ…

一度で良いから見てみたい

一度で良いから見てみたい トムとベックが歌うとこ ちなみにボウイとトレントレズナー ビリーコーガンとボウイ ボウイと坂本龍一 ハイドとヨシキも共演したみたいですね

村上春樹のノーベル賞を阻もうとするオジサンの愚鈍さは異常

川端は日本の精神を繊細に綴って近代文学の到達点に至らしめたとか大江は戦後民主主義を代表する作家だとか、そういう政治性や思想性が皆無だから村上春樹はダメとか必死になって拒絶しようとするひと 実際村上春樹はそんな政治性とか時代の代表になろうとは…

宇多田ヒカルの喪失と再生

離別や死別の経験は愛すべき対象の喪失と言い換えができる。 フロイトがかつて人間の行為を欲動ーリビドーを準拠として思考した際に、リビドーを備給することが困難になった者は喪に服する作業が必要だと言っていた。 うろ覚えだが喪に服するとは一定の期間…

フィービーファイロ

クロエとセリーヌを一躍モードの最先端に押し上げたフィービーファイロ(フィービーフィロとも言う?)。 私が感じるにここ数年のミニマリズム・ノームコアのトレンドはほぼフィービーが作ったといっても過言ではないのでしょうか。 チェスターコートもここ…

大江健三郎と村上春樹を食べ物に例えると

芋粥とスパゲティ

30秒でわかる大江健三郎中期『個人的な体験』

アフリカ旅行を夢見るアラサー男に頭部が異常な子が生まれ逡巡し妻ではない女へと逃避する中で子どもの死を願うが、結局我に返って子を引き取る決意をした話。

クリスチャン・ボルタンスキー@東京都庭園美術館

ボルタンスキーをみました。パリのポンピドゥーセンターや豊島で見た以来。私の大学院の研究対象であったショアー=ホロコーストを起点に、失われた他者の記憶や面影の表象(不)可能性を問い続ける作家です。この手のアートや思想からは遠く離れていたので…