get ready -MINIMAL,ART,RUN-

ファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

ART/CINEMA

ミニマリズム探究①:マルセル・ブロイヤーの家具展:東京国立近代美術館

本ブログの背骨ともいえるミニマリズムに親和性の高いバウハウスについて、今後何回かに分けて断片的に延べていきたい。いつしかそれぞれの断片が星座のように象られることを期待しつつ… 第一回目はマルセル・ブロイヤーについて。少し前のことではあるが、…

エリザベス・ペイトン展:Still Life @原美術館 感想

ペイトン展に滑り込みで行ってきました。 大好きな原美術館。こじんまりした建物でゆっくり見れる感じが大きい美術館と違って好きです。国立新美術館や東京都美術館がビッグメゾンのLVMHやケリングだとしたら、原美術館やちひろ美術館はドリスヴァンノッテン…

T2 トレインスポッティング2の感想

10代の後半に浴びた音楽、文学、服、映画、アートが今の自分、ないしは一生の自分を方向づけてしまうという命題があります。 そしてこの命題は真である、と私は思っています。 ついに公開されたトレインスポッティング2を観てきました。20年越し、ストーリー…

170319.ロバート・メイプルソープ展@銀座シャネル

www.cinra.net 行ってきました。今期のラフシモンズにも採用されていたメイプルソープ。 rafsimons.com ポートレートも静物画のように静謐であり、彫刻のようであり、生気がまったく感じられないんだけど、そのぶんモノクロームも相俟って身体や植物や果実の…

David Bowie is展 ーすべてボウイに収まるものー

天王洲アイルまで見に行ってきました。 私の好きなカルチャー、辿ると全てデヴィッド・ボウイに行き着く説が立証されました。 バロウズ、ギンズバーグ、ケルアックのビート文学。ドラッグとカットアップ手法に触発されたボウイ。 スペースオディティ。キュー…

深津絵里の岸辺の旅

<若干のネタバレを含みます> いま私が獲得している生活をすべてなげうって、どこか遠くへ行きたいという逃避行。モンパルナスのロトンドでゆっくりクロワッサンとスクランブルエッグとオレンジジュースを飲みながらLe mondeを読みたい。というささやかな夢…

持続可能性に関するノートあるいは杉本博司『ロスト・ヒューマン』

持続可能性。通称サスティナビリティ。 コーポレートガバナンスやらコンプライアンスやらビジネス的横文字で並列的に語られることが多い。あるいは持続可能な社会。リサイクル、再生可能エネルギー。 なるほど哲学や神学などの形而上学的な学問では計り知れ…

一度で良いから見てみたい

一度で良いから見てみたい トムとベックが歌うとこ ちなみにボウイとトレントレズナー ビリーコーガンとボウイ ボウイと坂本龍一 ハイドとヨシキも共演したみたいですね

クリスチャン・ボルタンスキー@東京都庭園美術館

ボルタンスキーをみました。パリのポンピドゥーセンターや豊島で見た以来。私の大学院の研究対象であったショアー=ホロコーストを起点に、失われた他者の記憶や面影の表象(不)可能性を問い続ける作家です。この手のアートや思想からは遠く離れていたので…

村上春樹とイラストレーター - 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸 -@ちひろ美術館東京

村上春樹好きと言ってしまうとミーハーだったり痛いやつだったりする風潮がありますが、それでもやはり何度も何度も繰り返し読んでる作家は春樹だけな気がします。結局長編・短編のみならずインタビュー集、旅行記、「ビール会社の作るウーロン茶」であるエ…

杉本博司『SEASCAPE(海景)』を買う

〈どんなことでもそうだけれど、結局いちばん役に立つのは、自分の体を動かし、自分のお金を払って覚えたことね。本から得たできあいの知識じゃなくて〉村上春樹『スプートニクの恋人』 杉本博司の本が欲しいと思っていたら、兄といとこと茶をしばいたのが代…

髙島野十郎展@目黒区美術館

若冲の異例かつマッドな混み具合に敗走し、急遽走り込んだのは高島野十郎展。たかしまやじゅうろう。聞いたこともなかった。おそらくカラヴァッジョも若冲も忘れられた画家的なリバイバル感があるけれども、高島も同じく〈再評価〉された画家だという。福岡…

「俺たちの国芳 わたしの国貞」@渋谷Bunkamura

渋谷Bunkamuraで『俺たちの国芳、わたしの国貞』を見てきた。江戸時代の浮世絵を代表し、歌川一門としてしのぎを削っていたふたり。国芳は男性的な筆致で濃密。国貞は女性的な筆致で繊細。国芳は無類の猫好きだったらしく猫をモチーフにしたスカルの衣装を着…

Michael Borremans : as sweet as it get was

最近気づいたのですが、自分はアートコンプレックスでないかと。作家や芸術家にはなろうとしてもなれないという、あくまで鑑賞者/消費者の立場。それを自覚してから、より純粋に音楽や芸術全般を楽しめるようになったのは良きことだと思います。 さて、今回…

カラヴァッジョの崇高な貧困

闇に光が灯っている感じが昔から好きだ。 例えば暗い部屋でロウソク。焚き火やキャンプファイアー。中心に置かれた炎が顔を照らす。それが落ち着く。 いずれ書きたい人物ばかりなのだけれど、例えばレンブラントやジョルジュ・ド・ラトゥール、アンリ・ファ…