get ready(30代男の物欲と服ログ)

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キーケース・キーホルダー問題

皆さんは何に鍵をつけているだろうか。私のキーホルダーの変遷を辿ってみたい。決して不変的なものではなく、キーホルダーなんていうのは気分によっていつも変わっていく。服や靴と一緒だ。基本的に一生モノなどという虚言は少なくとも私には通用しない。それではデフレ脱却は難しいので買い替えまくって微々たるモノでも経済を回す歯車になりたい。

さて、うろ覚えなのだが大学時代はジャムホームメイドの靴ベラキーホルダー
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こいつを黒パンのベルトループにつけていた。但し壊れやすくて2回ほど買い替えた。靴ベラは実際使えないので飾りだが、鍵が黒パンに干渉しないところは気に入っていた。今見てもなかなか良いデザインだと思う。

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そのあとはコロンビアのカラビナをつかっていた。S字なので付けやすく、ビズビムのバックパックによく付けていた。ただガキっぽさは否めない。裏原の洗礼を浴びた世代であれば、ヘクティクのパクりやん的な意見も飛び出す意匠であることは否めない。

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その後はウルトラライトに傾倒したのでコロンビアより軽くよりシンプルな、ナイトアイズのSビナーにした。登山でも海でも役立ち、500円以下のコスパを誇る最強アイテムのひとつかと思う。とにかく使ってる中でのストレスがない。
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そのあとこのナイトアイズのインフィニキーを使った。このキーホルダーの良いところは、S字ビナーは鍵を直接付けることができず、あらかじめキーリングを用意してまとめてからS字ビナーに付けるという一手間が掛かっていたのだが、このキーホルダーは鍵をそのまんま通すことができる優れものだ。軽量だし無駄のない機能美、徹底的なミニマルな面構えだろう。


…しかし、なんかしっくり来ない。シックではない…大人っぽくないというか。あと、うちはオートロック用と部屋用の2つの鍵があるのだが同じ形状で見分け難く、たまに間違えて一手間が掛かってしまう。シールなど貼ってはみたが、剥がれたりダサくなってしまう。やはりこれが最終解答ではなかったのだ。
そして時は経ち、この物欲野郎がふとネットを眺めていたとき、その目が獲物をキャッチした。Phigvel-フィグベルという、日本の気鋭のブランドのものだった。
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grindか何かで見たことあったけど、これはかっこいい。なんか男くさいアメリカぽいところも良いし、オーセンティックというかクラシックな面構えがそそる。どうやら4つ鍵がつけられる。取り扱い店へ即行して確認すると、office、home、door、ignitionと裏表の両端レザーに刻印がなされている。となると、homeに部屋の鍵を、doorにエントランスの鍵を入れとけば良いではないか!ナイスデザイン!そしてコードバンか何かで案の定使っていくうちにアジが出て馴染んでくという。そうそう、こういうクラシックなキーケースよ、俺が求めてたの〜〜、ということで即決。3,240円という良心的な価格も、黒、茶、ビンテージブラックという悩めるGOODカラーもポイント高く、良い買い物ができたと同時に、悩み続けたキーケース、キーホルダー問題も一時的には解決する見込みです。ただ、この問題も一時的であり、終わりなき旅であることは間違いないでしょう。