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get ready -MINIMAL,ART,RUN-

ファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

盛岡旅行②~白Tと麦わら帽子と私~

旅は己との戦いだ。重荷になる装備品は少ないほうが良い。軽装で行くんだ。理想はスナフキンだ。Less but Betterのディーターラムズ的精神だ。用意するのを忘れたら現地で買えばいい。国内旅行ならなおさらだ。あえて旅行だからといって大仰な格好をしなくてもよい。いちいち夏感や旅行観光客感を出すのは煩わしい、と。

 

そう思っていた。

 

しかし。

 

猊鼻渓という日本百景に選ばれている名勝に赴いていたとき、カラカラの炎天下の日差しとアスファルトの焼けるような暑さにサンドイッチされた俺は、どうにもこうにも正気ではいられなくなり、その時点でペットボトルを3本消費していた。あっつい。それは分かっていた。であるからこそ、黒いTシャツは避け、白いTシャツのみを持ってきた。もちろんチクスケ度(乳首が透けるようなTシャツの生地の薄さを示す度数)は低いものをチョイスしている。SupremeのHanesパックTは薄すぎるからチクスケ度は限りなく高い。あれは下着だ。実質白Tはチクスケ問題がいつも付きまとうので難儀ではあるが、厚みを若干あげることでそこは乗り越えている。しかし、あっつい。猊鼻渓についたら売店がまずあるのだが、そこに出店として売られているのは麦わら帽だ。実際、山で使ってもいたバケットハットを忘れてきた俺は帽子が欲しかった。そしてつばひろの麦わら帽を買ってしまった。800円という値段が何よりの決め手だ。どうせ毎日かぶるものではない。猊鼻渓はおよそ90分、渓谷での舟下りがメインだ。木陰を下るなら良いが、真ん中だと直射日光が容赦なく肌を焼いてくる。くっそ、くっそと思い買ったはいいが、意外に涼しい。。。渓谷、涼しいぞ。。。これは、麦わら要らなかったんじゃないか。。。あと、意外に麦わら帽を買っている人もほとんどいない。。お盆では1900人/日、観光客が来ると言っていたが、いない。これじゃあ、完全におのぼりさんじゃないか。「おれは日常の延長上としてのアウトドアを云々。。。」とスカしながら語っていた輩が、完全に「おっととっと夏だぜ」感たっぷりじゃないか。ミイラ取りがミイラになるとはこのことか。とはいえ、麦わら帽子がどれだけ夏感を加速させるかを今回は思い知った。麦わら帽は黒やグレーやネイビーもあるが、やはりナチュラルが一番加速させる。春夏秋冬で生地感を変えることはおしゃれのきほんだという。季節の旬の料理があるように、季節のアイテムもあるだろう。リネンのシャツやサンダル。それと同じアイテムが麦わら帽だろう。麦わら帽で登山、というのも良いかもしれない。ただし岩稜登山でない低山に限るけど。