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ファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

クリスチャン・ボルタンスキー@東京都庭園美術館

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ボルタンスキーをみました。パリのポンピドゥーセンターや豊島で見た以来。私の大学院の研究対象であったショアー=ホロコーストを起点に、失われた他者の記憶や面影の表象(不)可能性を問い続ける作家です。この手のアートや思想からは遠く離れていたので、とても懐かしく、かつ新鮮に鑑賞できました。

 

以下、作品を見てのメモ。文章にしにくく、断片的なものの集まりとして。

 

 

断片的にしか語りえぬ記憶の残滓、残響を展示すること

離脱する魂と弔いの花
苦痛から解放される魂
声の作品が増えた
物質的ではない、感情を喚起させるもの
如何様にも解釈できる声
パスポート写真の問いかけ、装置
声ではなく目の問いかけ
風に揺らめく眼差し リヒター的な存在の揺らぎ
600の風鈴と、風化し忘却される作品への未来的な他者の巡礼

亡霊としての呼び声ー死者の現実への介入 

一義的な存在の金切り声ではなく、静謐なものとして

星が最も見える場所
豊島 誰もが心臓音を録音できる場所

作品が残存し作家が消滅する

作者の死ーロランバルトーソンタグ的問いかけ
風鈴に好きな人の名前を書ける
伝承されたものは芸術より強い

三世代前の親族は歴史から忘却される

自分の身体や精神ー記号は歴史的な祖先から受け継がれたもので生成される

累積されるTシャツの山から震災を連想する日本人と、解釈の安易さ

折り重なる他者の眼差し