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ミニマリズム探究② DAN FLAVIN展@Espace Louis Vuitton Tokyo

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www.espacelouisvuittontokyo.com

ラフシモンズのカルバンクラインでもフューチャーされていたダンフレーヴィン。ミニマルアートの代表格ということで見たわけだが、誤解を恐れず言えば蛍光灯が幾何学的に置いてあるだけ。ミニマルアートはコンセプチュアルアートでありデュシャン以降の「誰でもできる」感が認められるが、特にダンフレイヴィンはその感が強い。

蛍光灯のネオンを並列すればだれにでも出来てしまう傾向。ルイヴィトンのスペースは空白でだだっ広くて、夕方くらいに行きましたがあまり人もいない。フロアのタイルに反射する蛍光灯の照り返しがとてもきれいだったが、彼がこれで何を伝えたいのかまではミニマルすぎてわからなかった。けれどミニマルアートってそもそもそういうものなのかなと。主張もミニマル。そもそも「アートにメッセージ性って要るのか問題」もあるのかと思う。現代アートはまだまだ難しい。