6月に入ってからは緩いペースで走っている。何にしてもこの3か月、ラン自体が「習慣化」して生活の座に根ざしたものになったのは興味深い。赤ん坊が次第にハイハイして立ち上がるように、私も10km、20kmと、自然に走れるようになった。
「走るための身体」に組成され、おそらく代謝や体内循環も今まで以上活性化されている気がする。眠っていた細胞の躍動を密かに感じている。
走ることは「禊」のようなものだ。精神的な痛みや穢れ、疲れを汗として具現化して発汗することで蒸発させるようなものだとおもう。
アボカドやトマトが美味しい。茄子も。これから夏野菜が美味しいので楽しい。ごはんを食べるのが楽しい。アボカドは二つに割ってスプーンで掬って食べるのが好きだ。
ランニングのお供にヒップホップをよく聞いているが、最近はロックを懲りずに聞いている。The1975、Two door cinema club、Phoenixらのディスコっぽいロック。フェニックスが登場した時にはジャスティスやデジタリズム、クラクソンズ、カサビアンなどが盛り上がりをみせていた。それと呼応するように日本で流行ったcapsule,80kids...
あれからもう10年が経つなんて本当に信じられないし、「新しい」と思っていた音像が「懐かしい」に変わるなんて。今は黒っぽい音がフューチャーされがちだけど、あと10年したらまたフレンチエレクトロ的なバッキバキサウンドが流行るのでしょうか。今の気分はジェイムスブレイク直結のDANやyahyel的な「都会の沈鬱なオシャレ」サウンドですがもっと激情的なパンクの熱も聞きたくなることがある。
真夏のような天気から一気に梅雨っぽくなって、またジャケットを着れるよろこび。