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ミニマリストの服装の難点

巷で言われているミニマリストが持つべきアイテムを開陳しよう。ミニマリストこそ量産型の究極系かもしれない。

白シャツ、グレーのパーカー、黒スキニー。この三種の神器で決まりだ。それも無印がいい。

それにジャケットやコート、ボーダーのカットソーやデニム、チノパンが足されたりする。それもヴェトモンやバレンシアガではダメだ。無印がいい。

 

肝心なのはユニクロと無印で完結することなのだ。私の見る限りミニマリストにファッションコンシャスな人は居ないー居たとしても「あえて」無印を選択しているということだ。

白シャツはシャルべで、黒スキニーはサンローラン、ニットはプラダで…なんてひとはいない。要するに服にそこまで興味の無いひとが「まあこんな感じだと叩かれないし普通が一番っしょ」という諦念にも似た感情で選択がなされたワードローブに近いのだ。たとえ「あえて」選択しているとしても、側から見れば一緒である。

そしてどのミニマリストも白シャツを大抵着ており、量産型になっている。私はミニマルな思想は好きだがミニマリストにそこまで踏ん切りがつかないしある程度の服は持っておきたい考えなので彼らのようにそこまで切り詰めて考えないが、ミニマリストは洋服を楽しんでいるというよりも、合理的選択理論に基づいて着ている気がする。わからなくもないけれど、ちょっと窮屈な気もする。批判しているわけでもないのだが…

あとなんせ季節感がない。レザーがあってもスエードやコーデュロイやカシミヤやメリノウール やミドルゲージ、ハイゲージのニットなど、服のテキスタイルの表情、その着心地、肌触り、質感を楽しむことができない。なぜなら白シャツと黒スキニーで過ごすのだから。一年中着れる服もそれなりに魅力的だけど、どうせなら衣替えをしたい。

そんこんなで、ミニマリストの難点を語ったが、私自身も同じ穴の狢、ソフトなミニマリストである限り、上記の困難というかせめぎ合いと格闘する必要があるのだろう。

 

誰も私の服など気にも留めていないが…