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服のコストパフォーマンス(減価償却)とは何か

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などという大仰なタイトルをつけましたが。

「高い服も、結果的に安いものよりも長く使うからコスパが良い」

という命題があったとしましょう。果たしてこの命題は真でしょうか。

ここでは例えば私の持っている冬のマイスタンダード、3年前の秋に買った COMOLIのタイロッケンコートを例に挙げます(上記写真モデル)。およそ10万円くらいでした。ただし、毎日着るものではありません。秋口〜冬の終わりまで着ます。つまり、11,12,1,2月の4ヶ月ほどです。そして隔年でコート類が増え、着る頻度が少しずつ減っていくのも事実です。ここで COMOLIのコートは概算で

2016年度...4ヶ月

2017年度...3ヶ月

2018年度...1ヶ月

着用したとします。昨年は頻度が低かったです。とすると現時点でトータル8ヶ月着ている計算になります。

8ヶ月×30日=240日

100000円÷240日=416円

つまり、3年着ていたとしても、COMOLIのコートを着ているのに毎日416円掛かっていることになります。例えば今年度の冬も着るとしたら、おそらく1ヶ月。すると

100000円÷270日=370円

となります。4年着ても1日に370円払っているんです。それに、2年とかで飽きたらもっと費用対効果は落ちます。当たり前ですが長く着れば着るほど1回の着用コストは減っていきます。

ところで、「服の減価償却」というワードを思い立ってgoogleを調べて見ると興味深い記事を見つけました。

https://doors.nikkei.com/atcl/wol/magazine/15/113000009/090300070/

 

この記事によれば1回の着用コストが200円になるのが理想だと。

つまり上記のCOMOLIの10万のコートであれば500日着ないといけません。ここで結論をいうと、

 

10万のコートの1回の着用コストが200円になるには、おそらく7~8年は掛かりそうです。

もし7~8年着ていたとして、、、これをコスパが良いと思うか悪いと思うか。私は良いと思います。ただし10年毎にファッションのサイクルは変わるっぽい印象があるので、確実にあと3年後も残っている確証はありません。

ちなみに上記の日経の記事で出ている女性はZARAのデニムを月20日、12ヶ月履いているそうで、1回の着用コスト25円出そうです。

ユニクロなどファストファッションであれば1回200円は楽勝ですね。1000円のTシャツなんか5回着れば良い。前回紹介したGraphpaperのパックTシャツは1枚7500円だから、38回着ないといけない。まあ、ひと夏着て、インナーに着れば1年で1回200円は可能かもな。

靴はどうでしょう。私のマルジェラのジャーマントレーナーは5年ほど履いています。40000円くらいしたので、200円にするには200日履かないといけない。おそらくまだ150日くらいといったところでしょうか。

 

なかなか1回200円という基準は妥当な気がしてきました。そして1回100円にするには、かなりハイブランドだと難しい気もしてきました。好きな服を好きなだけ着る、着倒すくらいの勢いで私は気に入ったら着まくるタイプです。

そんなの気にして服を着てるわけではないですが、冒頭の命題に立ち返ると「コスパがいい服」=「高い服」とも限らないんだろうと思います。安いからコスパがいいとも限らない。感情論になってしまいますが結局自分が気にいるか気に入らないか。こんまり風に言えば「ときめくかときめかないか」なのでしょう。

ときめきはいつか消えてしまうかもしれません。でも服だったらクリーニング、靴だったら磨くことでエイジングして自分だけの風合いにしていく楽しみがあります。そう行った意味でも、1年より2年、2年より3年と長く着れるように努力していきたいと思います。