get ready(30代男の物欲と服ログ)

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ランニング日記6

 

今日は「ランを継続的に続けている人は偉い」という話。

出社ラン、出社バイシクル的なノリがある。出社前に着替えたりするのだろう。以前から私はこう述べている。登山と日常の区別をなくしたい、と。なぜなら普段の自分を非日常としてガチャガチャした服を着て「変身」させ、ワイワイした高揚感を得る必要をそれほど感じないからだ。ランニングにも、同じことが言える。できれば素の状態でありたい、心も身体も…しかしオフィスとランはさすがに同じ格好はできないから、これは不可能だと思う。

ランをする中で怪我をすることもあるだろう。事実、私は中2日休んでも親指の水ぶくれが再発し、それが二回ほど続いてしまったのでちょっと中3日休みが必要かな、と思っている。

小出義雄氏の『30Km過ぎて1番早く走るマラソン』を読んだ。そこに提唱されていたサブ4メニューは、週に休みが2日。そしてできるだけ練習メニュー以外のジョギングを30~40分することが勧められていた。つまり週5。できれば走りたいけれど、まだ「脚が作れていない」自分にとって週5は厳しい。

走るのは楽しいけれど、辛いこともある。「なぜ走っているのか」といえば、フルマラソンが10月にあるからだ、としかいえない。自分で強制的に日時を設定した。4月から半年ある。これならいける、と思った。特に考えていたわけではないが、健康により気をつかうようになった。タンパク質を多く取るようになったし、夜更かしもしなくなった。身体の体型もここ2ヶ月で変化した。

しかし、小出氏の本によれば、2週間何もしなければ、何も走らなければ、そのまま元の身体に戻ってしまうという(!) つまり、サボれないのだ。継続して行かなくては、フルマラソン完走は不可能なのだ。

村上春樹も言った。「筋肉は落ちやすく、脂肪は付きやすい」と。人間って理不尽なのだなあとも思う。逆に発達してくれたらよかったものを。

皇居を走っている人は30代以上が多いと感じる。きっと彼/彼女にも仕事があって、家庭があって、時には言われなのない批判を受けて傷心している人もいるのだろう。もしかしたら故障しているかもしれない。それでも彼らは黙々と走っている。「走るしかない」何かに駆り立てられているように。私もその「走るしかない」部分に共振する。別に健康や身体のためではない。どちらかというと「自分」との付き合い方の問題なのだ。自分のどうしようもない、心の奥で気持ちよさそうに眠る怠惰な猫を引きずり出すようにして、私は走っている。その嫌がる猫を飼い慣らすのは、結局自分自身の問題なのだ。

 

5/9   3.34km 5:30/km

5/11 15.84km 5:25/km

5/14 15.75km 5:28/km