get ready(30代男の物欲と服ログ)

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2019年12月に買ったもの

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11月、12月に掛けてクラシックへの回帰が起り地殻変動のように自分のワードローブがぐらぐらと揺さぶられている感覚をおぼえている。

結論から言えばユナイテッドアローズでダークネイビーのスーツをパターンオーダーし、鎌倉シャツにて白シャツを2枚パターンオーダーした。洋服を選びに行くのではなく、洋服自身が自分に合わせ、寄せてくる。そんな経験をしたのは初めてだったかもしれない。

とある冬の朝。寝床から起きた後、服を選ぶのがすこぶる面倒に感じ、選ぶのが嫌になった。私の職場はオフィスカジュアルであり、なんでもありなのだ。MB氏もクールビズによるスーツの着崩しがダサくなることを説いていたが、それと同じだ。カジュアルはなんでもありだからこそ、あらゆる可能性を許容する。それとは逆でスーツはルール化されているので、着崩すことはかなり難しく、可能性は限定される。可能性の限定は制服を意味する。そういう意味においてスーツはまさしく大人の制服といえる。

 

なぜユナイテッドアローズのパーソナルオーダーを選んだかと言えば、型番(モデル)がとても自分にあったものだったからだ。(ビューティー&ユースでもグリーンレーベルでもない、無印のユナイテッドアローズでオーダー可能)

ラペルが細くもなく、肩パットもないイタリア的な雰囲気もありつつ、程よく構築的なイギリス感もある。つまり細身でもなく太くもなく、だがしかしダサくならず今っぽい感じに仕上がるのに、悪目立ちしない。子供っぽくもなく、爺っぽくもない、中庸なのだ。

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一つはダークネイビー、もうひとつは濃いチャコールグレーにした。裾もそれぞれシングルとダブルで変えてみた。一応、こんな感じになる予定だ。裾はハーフクッションにしたので、もうちょっと長いけれど。

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ボタンや裏地など好みで選ぶ要素は多いが、情報量が多いものは好みではない。可能な限り無駄を省き、慎ましく、情報量が少ないものにした。これみよがしなデザインは求めていない。

少し地味すぎてもいけないので、店員さんとVゾーンについて何通りも選んで、濃紺の小紋柄のネクタイとタイバーも購入した。タイクリップはクリップ部分が浮き出てしまい好みではないので、スーっと刺すバータイプのものを。

制約があるスーツとはいえ、無数に選択肢があり、制約の中での厳選は楽しいと思う。Vゾーンもそんなにバリエーションは増やさずに楽しんでいきたいと思う。

あと来年の冬はフランネルのスーツが欲しいし、やっぱりスーツは慎ましくカッコいいなと改めて思った。

GraphpaperやAURALEEも良いけど、クラシックなスーチングの方向に合った服選びに今後はなっていくのかなと思いました。

2019年もありがとうございました。来年も物欲満々で行きたいと思いますのでよろしくお願いします。