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2020年UL登山の旅①:きっかけ

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(2016年頃、徳沢ー横尾らへんで撮影)

コロナ禍の中、しばしば登山のことを考えていた。このブログでも、最初期のほうではウルトラライト登山について言及しているが、数年回ってまた現在、ウルトラライト登山について再考している。一時期ウルトラライトから、自分独自の「日常の延長としての登山」などと位置付けていた時もあった。それから毎年登山に行くものの、ここ4年くらいはウルトラライトそのものを本格的に意識してはいなかったように思える。

最高のきっかけは、情けない話だが昨年2月にやらかした、ぎっくり腰に起因する。それまで熱心に続けていたランニングも、そこまで本格的に出来なくなってしまった。登山でももちろん、重い荷物を背負いながら何泊も縦走することは難しい。となると、やはりウルトラライトにならざるを得ない。

ウルトラライトとは、文字通り、超軽量な格好で山に繰り出して自然と近い距離感で山を楽しむことを本質とする。私も数年ぶりにもう一度、ギアについて再考する時が来たのだった。

試しにYouTubeを見てみると、この4年でYouTuberが増加したおかげで多くの「登山YouTuber」的な人々が活躍し、時に山に登り、時にお気に入りのギアを紹介していた。時代はブログの文字情報ではなく、動画の視覚情報なのかもしれない。

さて、私はギチギチに荷物を切り詰める極限のウルトラライト(以下UL)スタイルはおそらく性に合わない気がするので、ソフトULスタイルで行きたいなと思いなおした。ULのベースウェイト(消費するもの以外の総重量)は4〜5キロらしい。

ここでまたULバイブルをルックバック。

 

 

よし、と思い私は自らのギアを総点検し、ひとつひとつのギアの重量を測るべく、キッチンにあるタニタの秤を妻にバレないように取り出したのだった。