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カルティエ タンクソロを5年使ってみての感想

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現在から遡ること5年、私は生まれて初めて、いわゆる高級時計に手を出しました。カルティエのタンクソロです。カルティエの中で最も手の出しやすく、なおかつカルティエの代表ともいえる時計です。

シンプルなドレスウォッチを探すにあたって、スカーゲン、ユンハンスなどもありましたが、値段も中途半端な感じがして飽きそうな予感が漂っていたので、少し思い切ってタンクソロを購入しました。

カルティエの現在のHPには、タンクソロにおいて以下のような説明がなされています。

控えめで現代的なデザインが特徴の“タンク ソロ”は、発売からすぐに定番商品となりました。“タンク”特有のたぐいまれな美しさはそのままに、いつまでも飽きのこない魅力を持った、親しみやすいデザインです。

この通り、タンクソロはシックで控えめながらも、その上質な革やベゼル、文字盤のデザイン、アラビア数字のフォントが絶妙なさじ加減で配置されており、1917年に誕生したタンクソロは生誕100年という、時代を超えたクラシックウォッチとなっています。5年経過するので、外観レビューします。

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 表面は、やや左右のベゼルに細かい傷が付いているものの、特に気になるほどではありません。ちなみに私のタンクはLMサイズ、クオーツ式です。この5年で電池交換を2回おこなっています。

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側面部分。竜頭はパールをあしらったスピネルという天然石が入っているようです。クオーツなので、ほとんど竜頭を巻くことはありません。

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 アイコニックなCartierの「C」をかたどったバングル。無数に傷が付いていますね。

なお、革は5年前当時はクロコダイル革で、今は違う革が使われていますが、個人的にはこのクロコダイルの方が雰囲気があって好みです。

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このクロコダイルベルトもカルティエ本店にて、純正のものに一度交換しています。というのも、Cのバックルの裏部分の留め具が上画像のように革ベルトの裏部分にあたり、そこが痛んで弱くなってしまうのです。さらに長年着用すると汗や水分の吸収で革がふやけてきてしまいます。ですので最近は梅雨や汗のかきやすい夏場はなるべく着用しないようにしています。

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いまみても、その洗練され、なおかつ出しゃばらない慎ましいデザインの意匠には惚れ惚れしてしまいます。最近私はロレックスのオイスターパーペチュアルを着用する機会が多いので、たまに妻が着用しています。

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ちなみに、画像では細かすぎて見づらいと思うのですが、文字盤アラビア数字のⅦを見ていただくと、Ⅶの文字のVの細い方の斜線部分に「CARTIER」と書いてあるのです。あまりにも細かすぎて本体を見てもなかなか見づらいのですが、これは本物と偽物を区別するため、ここまで細かいことができるんだよ、というカルティエの証明代わりのようなものだそうです。

と、ここまで紹介してきましたが、5年経ってもそこまでの経年劣化は見られず(革ベルトと電池交換は必須かと思います)、まだまだ現役で使えます。

 

服との合わせですが、タンクはまずスーツに合います。慎ましくさりげなさが演出でき、なおかつ薄型ですのでシャツの裾にもそっと収まります。次にややくだけたカジュアルスタイルにも合わせやすいと思います。例えばTシャツにコモリの緩やかなシャツを羽織って、そこに着けます。

このタンクソロもオイスターパーペチュアル同様、私の持っているどの服装にも合わすことが可能な万能選手です。生活防水もあり、普通の使用には耐えられます。男女問わず、慎しみ深い意匠の中に垣間見える、シックで少しだけ色っぽさも感じられる点はカルティエならではだと思います。

30代のドレスウォッチにとてもオススメの一本だと思います。

 

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