昨年9月末頃に購入した、バブアーのクラシックビューフォート・ワックスドコットンです。
バブアーといえば、ここで私が説明することも不要なほどの、英国のクラシックアイテムです。
~Barbour誕生125年の歴史から紐解く代表モデル~|バブアー Barbour 公式オンラインストア
私は普段スーツを着ていますので、その上に着るアイテムとして購入。
日本で人気の「ビデイル」というモデルもありますが、やや着丈が短く、スーツに合わせるにはビューフォートがぴったりでした。
さらに「クラシック」と「SL」という2種類あり、SLはややタイトなフィッティング。
私はタイトなフィッティングは苦手なので、クラシックを選択。
172センチ58キロで、サイズ36だとジャストでしたので、スーツの上から着ることも考慮してサイズ38を選択。
100年以上変わらない意匠には、時代を超えてしまった力が宿っている気がします。
「バブアーはワックスの匂いがくさくて気になる」という声がかつてはあったようですが、
2021年に買った新品のクラシックバブアーは全く気になりませんでした。
3ヶ月ほど経って、ワックスのベタベタ感も薄れてきたような気がします。
ここでビューフォートのギミックをご紹介します。
程よい細さの畝のコーデュロイ襟もクラシック感を引き立てています。
「ロイヤルワラント」と呼ばれる王冠型の勲章も、パッチに印刷されています。ただ、パッチが大きすぎるかな、とも思います。
コーデュロイ襟をチンストラップで覆って、襟を立たせて着るのも男らしさが出てとても好きです。
ライナーはバブアーといえば、なチェック柄。
ジッパーのあいだにスマホや小物が入るジップポケットがあります。
背中の下、着丈上部分に、左右両方からアクセス可能な、通称「ゲームポケット」というジップ付きポケットがあります。
もともとバブアーは狩猟用のゲームジャケットらしく、このポケットは獲物を入れる用らしいです。使ったことはないですが、競馬新聞とか入れて競馬場に行く英国のおじさんとかイメージするとかっこいいですね。
やはりこのセージの深いグリーンがとても気に入りました。
不満なところは当たり前ですが重量がやや重い(1300g)ところと、その重さの割には真冬には寒く(中に別売りフリースライナーを挟むことが可能)、季節がやや限定されてしまうかな、というところです。
立ち位置的にはコットンのステンカラーコートに近いかもしれません。
狩猟用ということもあって、バブアーがアウトドア用品としても位置付けられるところが好きです。登山は無理ですが、キャンプや森林散策とかには合うと思います。
シエラデザインズのパーカに立ち位置は近いかもしれません。
今後も着ていくうちにワックスが落ちてコットンの表情が変わっていく経年変化を楽しみつつ、スーツスタイル・クラシックなスタイルに合わせていきたいバブアーの紹介でした。