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なぜ日本のラッパーは海外みたいにチャートを席巻できないのか

ここ最近簿記2級の試験勉強に時間を費やしており、なかなか記事も書かずじまいでおりました。

 

先月の終わり頃に私の好きなキックザカンクルーの武道館ライブがあったので行ってきました。4年ほど前の再結成武道館ライブ以来のキック、今回はKREVAのフェスのツーマン。

往年の曲から最新曲までカマしてくれました。大人の余裕がある、味わい深い3人になってて、とても見ていて安心感がありました。

KREVAのライブも素晴らしかったです。

 

さて、今日NHK「うたコン」にキックザカンクルーが出演するということで鑑賞しました。

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画像を見ると、結構すごいメンツの中にkickがいることがわかります。アリスや上沼恵美子さん、天童さんに並ぶキックザカンクルー。

ここでわかることは、NHKのこの番組はもはや中高年・高齢者に向けて発信しているということです。

その証左として、歌詞のテロップがデカい。f:id:remontea0710:20220316003905j:image

Mステの1.5倍くらい歌詞の文字がデカい。

ちなみに上沼恵美子さんは2曲歌ってました。

NHKに出てるラッパーは、おそらくキックザカンクルーくらいでしょうか。しかしkickももはやヒップホップ界では20年以上活躍してる大御所であり、現在のスーパースターとは異なります。

BAD HOP、summit界隈、LEXとかAwitchなどのフィメールラッパーはまだNHKに出ることも難しいのでしょうか。

少なからずの希望は、私はSKY-HI氏だと思っています。BE:FIRSTを生み出した過程のオーディション、「THE FIRST」のバイブスはとても熱いものだったし、本人も自負するようにそれが彼の血肉となって今もっともSKY-HI氏のキャリアも成熟した段階にあります。

海外みたいにラッパーがチャートの上位を独占したり、スーパーボウルのSHOWTIMEのようなことは起きないかもしれませんが、アンダーグラウンドからもプロップスのあるSKY-HI氏がこのようなムーブメントをつくり、それをカルチャーにまで押し上げようとした功績は大きいです。

AwitchやSALUを始め多くのラッパーのトラックを作るChaki Zulu氏や、JJJなどにビートを提供していたKM氏がBE:FIRSTのトラックを作っているのです。

アンダーからオーバーグラウンドへ、SKY-HI氏は自分自身がさまざまなジャンルを越境していくかのようにBE:FIRSTを捉えています。

SKY-HI氏自身に脚光が浴びれば、自ずとヒップホップのファンも増えていくでしょう。

どうしてもヒップホップというとタトゥーとかワルの文化・文脈がつきまとってしまいます。

NHKとは真逆のイメージがついているかもしれません。

キックザカンクルー、KREVAのように日本を代表し、誰の耳にも届くような、上沼恵美子さんや天童よしみさんの歌を楽しみにしてい楽しみにしていたおじいちゃんおばあちゃんにも偶然リトルやMCUのバースが届くような、そういう偶然性が起こりうる空間が、YouTubeではなくテレビには残されているのかもしれないと感じました。

日本では圧倒的多数を占める高齢者層に響くかどうかが肝心です。だとすれば、その層に媚びることなく、しかしながらその層にも届けられるキックザカンクルーのポテンシャルはまだまだあるなと感じました。

あとは星野源氏や加山雄三氏とコラボした、私も大好きなPUNPEE氏、松たか子や星野源とコラボしたSTUTS氏あたりも確実に日本のお茶の間に届くポテンシャルを秘めているので、今後もテレビに出てほしいと思います。

 

ロックミュージシャンなど「テレビに出ることがダサい」「美徳に反する」などの風潮が昔はありましたが、個人的には「1人でも多くの人に届けるなら、テレビというツールはまだ終わってはいない」と思いました。

キックザカンクルー、今月末の4年ぶりのアルバムも楽しみです。

 

KREVAのコロナ禍の時勢が反映された新譜も物凄く良かったです。

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