get ready(30代男の物欲と服ログ)

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「モダンカントリー」というスタイルについて

ひと月ほどお休みしてしまいました…ここ1ヶ月は遊ぶ間もなく引越しの手配というか、新しい住まいのことでバタバタしておりました。

そんなこんなで、山にも行けておらず服もあまり買えていません。COMOLIのフットボールTシャツのみ、9月あたりに購入したので、またレビューできたらします。

さて、秋も深まりつつあり、仕事でもスーツがようやく着れる季節になりました。

私は

ネイビーのウールモヘア、

チャコールグレーのウールサージ、

フランネルのネイビーチョークストライプ

ウールピンヘッドのブルーグレー

の4着を着回しています。

そこで追加で欲しいのは、スーツほど格式張らない、いわゆるオフィスカジュアルで使えるようなセットアップを探しています。

私はクラシックな服装が好きで、英国で言うとバブアー、サンダース、ジョンスメドレー、ラベンハム、チャーチ、ホワイトハウスコックスなどを好んで来ています。どれも英国紳士な佇まいでありながらも、アウトドア発祥であるブランドも多く、その点が気に入っています。

最近、ユナイテッドアローズの栗野さんも元々好きなのですが、鴨志田さんの服装が気になって良くチェックしています。

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このような、ブラウンを基調にしたモダンカントリーな佇まいに憧れます。最近私は黒い服から意図的に距離を保ち、ネイビーやチャコール、ブラウンを着ることが増えています。

イタリアでいう「アズーロエマローネ」(青と茶)のアンサンブルの調和が、ようやく分かってきました。

私はスーチングスタイルも好きですが、フランネルやツイード、コーデュロイ、グレンチェックなど生地に表情があるジャケットにパンツ、スエードのローファーやモカシン、ラギッドなコマンドソールを合わせて、コートはバブアーやラベンハム、というスタイルに憧れています。あえて格好をつけて言ってみれば「モダンカントリー」とも言えるかもしれません。

そんなモダンカントリーの体現者こそ鴨志田氏だと感じます。

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こんなイケてるおじさんにいつかはなりたいものです。ブラウンのロングコートにネイビーのドットスカーフを首に添わせ、スエードのワラビーを合わせるあたりのセンスに脱帽です。

鴨志田さんも意図的に黒という色とは距離を置いているように感じます。たまに視聴している赤峰幸生さんもそのYouTubeの中で黒しか着ない男の服装の画一性とその無思考さに喝を入れていました。

https://youtu.be/UvPUhbQqPUI

私も黒は好きな色なので取り入れはしますが、全体のバランスを考えて重くなりすぎないようにしたいなと考えています。その点、アローズの栗野さん、鴨志田さんの色選びやシルエットは参考になります。栗野さんもギャルソンやカラー、サイからアンダーカバーまでコンテンポラリーな服装をシックにまとめているあたりが素晴らしく、参考にしています。

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以上、ユナイテッドアローズの上層部のキーパーソンのご紹介で終わってしまいましたが、自分もスーツ以外の、崩しすぎずに、でも品良いカントリースタイルのエッセンスを、いまのストイックでミニマルで、下手すると地味に映るワードローブに取り入れていきたいと思います。

とりあえず今はブラウンスエードのモカシン(ローファー)とブラウンスエードのベルトが欲しいです。

どこか昔の雰囲気が漂いながらもトラッドになりすぎないようなモダンさや洗練さもあるようなスタイル…例えばアーペーセーやLLビーンなど、長い年月に耐えてきた定番の服装…

シエラデザインズやブランドストーンなどのアウトドアも取り入れつつもサンダースやバブアーなどUKの要素を取り入れたミックス感覚。

今年の秋冬もまた楽しくなりそうです。