妻が結婚式用のお呼ばれの服を探しているのに付き合っている中で、ユナイテッドアローズのグリーンレーベルリラクシングに入ったら、この靴を発見。
先週の投稿にもあるように、ジャケパンとかモダンカントリーなんかが気になる気分でもあったので、ビビっと来ました。ハンターハンターで言うところの「凝」の発動。
ブラウンスエードのローファーが第一候補だったのですが、これは私の大好きなラギッドなビブラムソールにブラウンスエードという面構え。その場では買わず、2週間悩んだ挙句、我慢できずに買ってしまいました笑
ジャランスリワヤはコスパの良い革靴、ということくらいしか知らず、初めて購入。イギリスやフランスで研鑽を積んだジャランスリワヤ氏がインドネシアで製作されている靴らしいです。
思うに服を買うときには二つのアプローチがあります。
一つは、ブランド先行でその服そのものがもともと欲しい、というとき。COMOLIのルックが立ち上がった時、「これかっこいい」!と思って買うのがそれです。
もう一つのアプローチは、頭の中で「こういう服(靴・帽子・アクセサリー)があったらいいな」という理想型を探して買う場合。
今回の欲しいもの及び買い物は後者に属します。スリワヤの靴が欲しかった、というわけではなく、「ブラウンスエード」「モダンカントリー」「ジャケパンやスーツに合う」などの要素に合うものをブランド問わず探していた結果偶然出会ったものです。
商品を簡単に紹介します。
毛の短いブラウンスエードにスリーアイレット。履き込まないといけないですが、やや幅狭で、Uチップながらもラウンドトゥで、コロンとし過ぎず、なおかつ尖らないトゥ。エッグトゥみたいな卵型🥚がなんとも自分好みなのです。ソールのオレンジ味の強いブラウンも好印象。
モカシンなので、サイドにも紐はないですがその意匠は確認できます。木のコバ部分と接合されてるビブラムがカントリー風情を漂わせてます。この面構えだけで、「ビューフォートには確実に合うな、、とくにバブアーの襟のコーデュロイブラウンの色を拾ってくれる、、」などと戯言を心中でほざいていました。
ビブラムのコマンドソールに目がないんです。
レザーソールもゴムソールもいいんですが、このゴツゴツしたコマンドソールの安心感たるや。かつてhoboが別注したサンダースも同じ意匠で、履き潰したほどです。デニムやチノスタイルにも確実にマッチしますし、なんせアウトドア感まで演出してくれるコマンドソール。
ブラウンスエードとコバとの重なりも最高のアンサンブルです。
もともとドレスダウン用に買いましたが、COMOLIのデニムも一応合わせてみました。
ローファーみたいなノリで履けるのが良いですね。
ですがやはりメインはウールフラノのセットアップやフランネルスーツ、コーデュロイパンツなどに合わせたい気分です。
一気に秋が深まり、物欲も一段と深みが増す中でのジャランスリワヤ、良き出会いでした。
履き込んで自分のモダンカントリー感を引き立てて欲しい一足です。今後の活躍が楽しみです。