get ready(30代男の物欲と服ログ)

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ROLEX EXPLORER Ref.124270購入ログ①開封編

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密かにいそいそと始めていたロレックスマラソン。ついに終わりの時がやってきました。

2年前にオイスターパーペチュアルを購入した時よりもプロフェッショナルモデルということで入手難易度は上がり、各所を往還する日がしばらく続きました。また購入の経緯やポイント的なことは別途記事にしますので、今回は私の人生においても最も物欲が満たされたモノと言っても過言ではない「ロレックス エクスプローラー 124270」を紹介します。

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まずなぜ私はエクスプローラーを欲しかったのか。それにはいくつか理由があります。

 

①オンオフ問わないタイムレスなデザイン

ロレックスはそもそも実用時計であり、無駄なデザインや機能は配しています。その哲学から導き出されたデザインはどのシチュエーションでも馴染むものであり、「装い」の一つである装飾具としてそこまで強烈な主張をするものではありません。むしろロレックスは質実剛健であり、慎ましいデザインにこそ特徴があると感じています。オイスターパーペチュアルでその特性に触れることができました。

エクスプローラーはオイスターパーペチュアルとデザインが似ていますが、サンレイ仕上げの文字盤でなく、こっくりとした黒の深みのある塗料が使われており、オイスターパーペチュアルよりも「濃い」表情をしています。

1953年に登場したエクスプローラーは、ほぼその原型をとどめたまま内面においての進化を遂げています。

2000年にケースのサイズが36mmから39mmに大型化されましたが、そのケースサイズも2021年には再び36mmに戻されています。

36mmはメンズの時計、とくに日本人の手首における黄金比だと思います。その36mmでロレックスが展開しているのはオイスターパーペチュアル、デイトジャストですが、やはりエクスプローラーはその文字盤のデザインも相まって非常に格好良く、その姿をショーケースで眺める度に物欲が刺激されました。

 

②エベレスト登頂というストーリー

「探検家」と名付けられたこの時計は、エベレストを初登頂した際にロレックスが提供していたオイスターパーペチュアルをフィードバックした形で制作されました。

ロレックスのHPには以下のような説明がなされています。

高い山脈は、時計の信頼性と堅牢性を測定するための優れた環境を提供してくれる。ロレックスにとって、ヒマラヤはまさに理想的な生きた実験室だった。 

20世紀前半、ヒマラヤの征服されていない山頂は、世界中の登山家たちにとって魅力的な存在だった。そのなかでも特に想像力を刺激し、最高位に君臨したのが、エベレストだ。この最高峰の世界的な魅力と、実際の条件下で時計をテストする可能性が結びつき、ロレックスは先駆的な登山家のチームと力を合わせるようになった。そして、1933年から1955年にかけて、世界最高峰に挑む17回以上もの遠征にロレックスの時計が装備として提供された。

 https://www.rolex.com/ja/watches/explorer/rolex-and-exploration.html

 

このような歴史的背景、そして登山者の私としてもこのストーリーから実質的な時計を作り続けてきたロレックスの圧倒的な信頼と実績はあらん限りの魅力に映ります。

 

さて、それでは開封紹介といきましょう。

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久々にご対面する、重量のあるボックス。。

ゴゴゴゴゴ……

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こちらは説明書とサービスマニュアルが一冊ずつ同梱。

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深緑のボックスが登場です。この時点でワクワクドキドキがとまらない、サンタさんから貰ったクリスマスプレゼントを開ける子供状態です笑

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シートにうっすらとエクスプローラーのシルエットが…ざわざわ…

 

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ピカピカのエクスプローラーです。。

お店で見た時は本当に輝いているように見えました。これが自分のものになるのか、という感動。そして家に迎え入れての開封。高まります。

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いろんな角度から見てみたくなる(ミスチル)

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普通にカッコ良いんですよね。無駄がないし、ぐうの音も出ない、太刀打ちできない

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ガラス面も美しい。中古のロレックスはこの部分が厚みがあるものが多い印象ですが、かなり薄いです。

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右側からも。もちろんカッコいいに決まっています。

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やはりコックリとした黒の艶とインデックスの夜光塗料の絶妙なクリーム色っぽい配色、機能的かつデザインとしても完成され、これ以上でも以下でもない。完成されてしまっているから、このままデザインを変える必要がない。100年後もロレックスの時計はクラシック、スタンダードとしてその存在感を失っていないと思います。時代を貫いて冴え渡る意匠。

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着用してみてました。手首周りおよそ17cmくらいですが、しっくりくるサイズ感です。

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小さいこともない。

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無駄に何枚も撮ってしまう。

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時計をツマミに酒が飲める人の気持ちも分かる気がします笑 私は酒が飲めないのでツマミにはしませんでしたが、嬉しすぎて着けて寝ました笑 その日はなぜかうまく寝付けず、何度か起きてはその左上に感じる質量に「ああ夢じゃないんだ」なんてことを思ったりしました。

値段はそれなりにしますが、それ以上の価値を感じたし、世間では「ロレックス投資」とかいう言葉がまかり通っていて、転売前提で考えている人もいるようですが、私は売らないし、ずっと付けていくでしょう。ですし、そんな中途半端な思いでロレックスは買えなかったでしょう。購入制限は同モデルは5年、他プロフェッショナルモデルは1年となります。この1年もエクスプローラーとの日々を楽しみながら過ごしていきたいです。ロレックス沼に案の定ハマってしまいました、究極の物欲充足です。