get ready(30代男の物欲と服ログ)

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サンドピンクのコモリシャツ

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何度も同じシャツを買ってしまう僕の悪癖を許してください。このシャツは2018年のもの。6年前に購入していたのですが一度手放してしまい、また欲しくなってネットで購入。

コモリシャツは手持ちはこれで5枚目。白、サックス、ネイビーという定番色に加えて、ネイビーのウールシルク、そしてこのサンドピンク。

6年前くらいのコモリシャツはこういうシーズンカラーもあったのですが、最近はサックスすらもなくなり、白とネイビーになりましたね。

さてこのサンドピンクという色、小森さんがニューメキシコ州を旅した際に土の色からインスパイアされたとのこと。ニューメキシコといえば私の人生においても最重要作である『ブレイキングバッド』において他ないでしょう。あの作品のおかげでぐっとニューメキシコ、アルバカーキが身近になりました。

『ブレイキングバッド』の中で第二の主人公であるジェシー・ピンクマンが彼女とサンタフェのジョージア・オキーフ美術館に行くシーンがあるのですが、その美術館の外壁はまさにこのサンドピンク。道路と溶け合っていますし、この風景を服の色に落とし込んでいるとは当時は想像も付きませんでした。しかし『ブレイキングバッド』『ベターコールソウル』という「アルバカーキサーガ」を通過した僕にとって今ならこの色を心で感じることができます。

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という前置きはこれくらいにして、普通にくすんで霞んだピンクみたいなシャツとして着やすいんですよ。コモリシャツは5枚も買ってしまうほどそのモノとしてのクオリティは保証されているので、あえてここでまた説明するのは避けます。

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以前ご紹介したインビジュアライズドシャツは、そのクラシックで大きい襟のボタンダウンが妙にしっくり来ないんですよね。全体的に老けてみえるというか、野暮ったくなってしまう。タイドアップしないのであれば、襟は小ぶりでも構わないし、逆にそのほうがノータイ前提なシャツってことが明白で潔くて良いんじゃないでしょうか。

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こうやってボタンを2つ開けたときも襟の収まりが良い。もっと襟を太くすることももちろん出来たのでしょうが、あくまでカジュアルシャツ。芯が入っておらずクタっとした質感がコモリらしい。ギャルソンシャツはAURALEEのシャツは襟がきちんとしています。

着方は中は白Tシャツ。最近気付いたのですが、このブログでお馴染み、紹介しまくってるユナイテッドアスレのTシャツも最強、最高なのですが、少しオンス数を落とすと、全体的な質感が「しんなり」として、シャツに干渉しない。ユナイテッドアスレはオンス数が6.2オンスなのですが、適度な厚みがあるためTシャツの袖口がやや外に広がり、柔らかく薄いシャツを着るとそのシルエットがシャツにも出てしまう。だからヘインズのジャパンフィットなど柔らかいTシャツでもいいのかなと。その代わりオンスが薄すぎると乳首が透ける問題もあるため注意が必要です笑

↓今年も3枚追加しました。春夏秋はこれを。1枚でもサマになります。6.2オンス。

こちらも好きなヘインズの日本企画パックTシャツ。柔らかな風合いで、シャツのインナーに着るならこれでもいい。ジャケットの下に着るならちょっと心許ないかも。セントジェームスやシャツのインナーとしてはこちらが干渉せず良いかと。5.2オンス。

 

という、厚みによって「Tシャツの使い分け」も重要だなと。ただのミニマリストみたいに「俺はさ!この白ティーだけで充分なんだよ!」みたいなことは言いません。
デニムだって濃紺、ミディアム、ブリーチが必要だし、ジャスト、スリム、オーバーサイズが必要でしょ。それと同じだと思うんですよね。

なんかシャツのインナーの話になってしまいましたが笑、ちょうどこの時期、暑すぎてヤバいですがコモリシャツを今年も着まくっていきます。

十二単方式、5枚レイヤードコモリシャツ

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ブレイキングバッドを見たことのない方、羨ましいです。あの面白さをまだこれからの人生で味わうことが出来るなんて…

掛け値なしの傑作ドラマです。