get ready(30代男の物欲と服ログ)

都内/三十代男性/既婚/会社員/メンズファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

アークテリクスのアトムSLベスト

誰にも見せない物欲があった

人知れず探した物欲があった

いくつもの時を超えてたどり着いた服(物欲)がある

だからもう迷わずに進めば良い

物欲の架け橋へと

 

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アナトミカ、ブラックバードに次いでアークテリクスのアトムSLベストを購入しました。ブラックバードといえばビヨンセの新譜、Beatlesのblackbirdカバーが入ってて素晴らしかったです。いきなり横道に逸れますが最近『DUNE2』をIMAXで見たり原作小説を買ったり、昨日は『オッペンハイマー』を見たりカルチャー消費も忙しくしています。どちらも素晴らしかったですが、特にDUNEは圧巻でした。

横道に逸れましたがベスト。季節の移行期にこそ活躍するし、レイヤードできます。登山用にも良いのですが、このアークは普段着用に。

今までのアナトミカ、ブラックバードはクラシック寄りでしたがアークのベストはアウトドア。化繊のベストをどう自分のスタイルに落とし込もうか、と思ったときにやはりアークが真っ先に思い浮かびました。ただミニマリストや最近流行りのゴープコアっぽくならないように着たい。これはビートを聴いたフリースタイルラッパーの「どうビートにアプローチしようか」という心情に近いものがあるかもしれません。

まず、このアトムSLベストとかいう名前が覚えにくい。

アトムとかいって、ここもアルファ、ベータ、ガンマとギリシア文字が続くし、その後のアルファベット2文字(SL)も何なのか分からない。

どうやらSLは「スーパーライト」の略らしいですが、もう少しわかりやすくしてくれないものか。

あとアウトドアブランドのECサイトって海外のスタイル良いモデルさんばかりで、物撮りものっぺりしていて陰影がないので、アイテム自体が平たく見えちゃうのも勿体無い。売り切れて再販待ちで買ったのでネットだったんですけどね。172センチ普通体型でジャストめのSをピック。

登山的な文脈で言えばやはりメリノウールの長袖に合わせるのが一番楽。アイスブレーカーのウール長袖には難なく合います。軽いしこれはやはり登山着なので登山には必ず着ていきます。

あとはカットソー、ニット、シャツなどに合わせて、さらに化繊の質感とウールやリネン、シルクなどの違和感を感じたい。全部コットンやナイロンだと子供っぽくなるというか、奥行きが出ないんですよね。たとえば無印のハイゲージニットの上に同系色合わせも面白いです。

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この前インディビジュアライズドシャツのピンクのキャンディストライプにこのベストを着たら、めちゃくちゃおじさんぽくなって、逆に新鮮でした。今日はこの上にCOMOLIのコットンダックジャケットを来ていたのですが、シャツにジャケットだとまだ肌寒く心許ないので、とても活躍しました。めちゃくちゃ軽いしシワにならないから、バッグの中に無造作に丸めて入れられるのも良い。

テック系のベストはとりあえずコレを使い続けて、また欲しくなったらフィッシングベスト的なものを買っても良いかなと思ってます。

あとは登山にも使えそうなコモリのサマーウール長袖クルー。やや地味目にみえるけれどこれはこれでストイックな感じが気に入ってます。オレンジとか派手なインナーも良いですね。

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難点はインナー使いがメインなのですが、身幅が細めなので、身幅のでかいトップスの上に重ね着は厳しいかな、というところ。

まだまだ個人的には使い方の幅が広そうなので引き続き研究していきます。洋服は楽しい。