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ファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

David Bowie is展 ーすべてボウイに収まるものー

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天王洲アイルまで見に行ってきました。

私の好きなカルチャー、辿ると全てデヴィッド・ボウイに行き着く説が立証されました。

 

バロウズ、ギンズバーグ、ケルアックのビート文学。ドラッグとカットアップ手法に触発されたボウイ。

 

スペースオディティ。キューブリックからのインスパイアー。2001年宇宙の旅から時計じかけのオレンジに触発されたボウイ。

 

J.Gバラードやジョージ・オーウェルなどのディストピア的世界、T.S.エリオットの『荒地』から三島由紀夫の『午後の曳航』を読むボウイ。

 

ベルリン。ブレヒトの演劇、ブライアンイーノのアンビエント、フィリップグラスの音像に刺激されたボウイ。

 

ジョンレノン、ボブディラン、盟友イギーポップをも魅了し続けたボウイ。

 

ニューウェーブ、ゴスの先駆者クラウス・ノミを見出し、起用したボウイ。

 

京都を、日本文化を誰よりも愛したボウイ。山本寛斎、三宅一生の服を着るボウイ。

 

坂本龍一、北野武、大島渚という日本が世界に誇るアーティストと交流を持っていたボウイ。戦場のメリークリスマス。

 

このブログにとって重要なバンド、ジョイディビジョンのイアンカーティスが憧れ、部屋にボウイのポスターが貼られ、イアンに毎日見つめられていたボウイ。

数多のミュージシャン。ニルヴァーナ、BECK、マドンナに歌われるボウイ。

幼少期にボウイに触発され、彼の衣装を作るに至ったエディスリマン。

アースリングのジャケットをボウイと作成した在りし日のアレキサンダーマックイーン…

 

ベルリンの壁崩壊の一因になったと言われるボウイのライブ。

 

全てが、ボウイという一点と交わり、彼へと収まっていくが、彼はそれを所有したりしない。ふわっとまた別の場所へ移動して、固定化しない脱自我的な存在であったように思う。

象徴主義以降のボードレールのように、ボウイ以降の様々なカルチャーは彼を抜きにして語ることは出来ないという事実を改めて思い知らされた。

何よりもボウイはそれを誇らず、高圧的でなく謙虚で、威勢的でなく大人しく、野蛮でなく紳士で繊細であったように思う。しかしその底知れぬイマジネーションとジルドゥルーズの思想を体現するかのような生成変化のマインドは、まさに私の夢のような存在であることは間違いない。

 

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ジョンとデヴィッド・ボウイはお互いに尊敬していました。知的な部分でも才能の面でもよく合っていたのです。ジョンとわたしは友達がわずかでしたが、デヴィッドについては家族のように近い存在に感じていました。

--オノ・ヨーコ https://t.co/ji4Wtyd4n7