get ready(30代男の物欲と服ログ)

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「服装の軽量化」における2つの方法

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ウルトラライトのファッションについて、UL登山ばかりを語っていますが、それを日常のファッションに適用しようという意識はそこまでありませんでした。

ですが冬は重衣料が増えていきます。できるだけ身軽でありたいUL登山とはいえ、普段は登山なんてしないし、ほぼ日常では普段着として重さなど気にせず好きな服を着ていますし、そういう方が殆どではないでしょうか。

ですが最近、「せっかくなら普段着る服もできれば軽い方がいいな」と思うようになりました。

ここでは2つの「軽量なファッション」に関するヒントのようなものを提示したく思います。

 

①ミニマリスト的接近

兼ねてから流行りを見せているミニマリスト的な態度、いわゆる「フランス人は10着しか服を持たない」という極端な考えに与することはありませんが、ミニマリストも「服の総量を減らす」=「服の総重量を減らす」ことに執念を燃やしていると言って良いでしょう。ミニマリスト的断捨離や服に執念を持たないことは、総体的にと服の重量が軽くなることを意味します。

 

たとえば軽アウターはダウンのみ、

ニットもスウェットも無しでトップスはダウンカーディガン、メリノウールロンT、

などとすれば、相当な軽量化につながるでしょう。この態度においてミニマリストとULハイカーは交差します。

吸湿、保温を促しつつ臭わない天然繊維のメリノウールは、袖の長短を問わず私のワードローブに不可欠なアイテムです。

 

②UL(ウルトラライト)的接近

私が熱っぽくこのブログで語っているUL登山のノウハウを日常の服に適用させていく方法です。

ここにはさらに2種類あると考えています。

 


・UL登山の服装やギアを日常に取り入れる

ガレージブランドのみならず、今はアウトドアブームですので、日常着をアウトドアブランドで固めていく方法は十分妥当な判断です。

その場合、都市と自然をシームレスに往還するようなファッション、ノースフェイスやアークテリクスのようなスタイリッシュなギアに身を包めば問題ありません。

ですがわたし個人としては、コテコテのアウトドアファッションは望ましくなく、やはりカジュアルなファッションでもやや都会的なハイゲージニットにデニムのようなスタイルが望ましい。となるとやはり、アウトドア用品だけで身を包むのは憚られるでしょう。

 


・ULアイテムではない服を重量測定しつつ取り入れる


これをやっていたら変態だと思われますが、やはり服を買うときに測定器を持って買い物に出かけたい。

 

 



いや、でもだいたい重衣料だったらわかるんです。ダウンは軽いし、レザーやヘビーメルトンコートは重い。

UL登山アイテムってカジュアルだし、COMOLIやユナイテッドアローズ的な服装が好きな私にとってはやや登山やアウトドアに振りすぎな感もあります。

バブアーのビューフォートも購入したのでいずれレビューしたいのですが、重い。

だったら中のニットを軽くしたりして、「重量のバランスを取る」ことも視野に入れても良いのかなーと。

ですが、そもそも「なぜそこまで動かない日常生活で、しかも休みの日だけしか私服を着ない自分がわざわざ軽いもの着なきゃいけないの?」となります。休みの日くらい好きな服を着せてくれ、と。

休みの日は①家にいるか、②登山やキャンプやアウトドア系にいくか、③買い物に行くかです。

①は部屋着(寝間着)

②は登山着

③はオシャレ着(普段着)

となります。

UL的接近を考慮すれば、②=③となり、服の総量のミニマル化が可能です。登山着はそのまま寝れたりするので、下手したら①=②=③になれる可能もあります。

逆に③を②に近づけないと、やはり②と③を別々にしてる限り服は増えていくことになります。すなわち「山専用の服」「街専用の服」、というように…

 


まだまだこの思考は途上ですが、「山と道」や「アトリエブルーボトル」などの登場は、②=③を推し進める契機になっていると思います。

逆に私は、③日常生活の服から②登山服へボトムアップしていくような、つまり③に主軸を置くようなブランドが望ましいと思っています。

 


尻切れとんぼになりますが、この「服装全体の軽量化」については継続して考えていきたいです。

断捨離や服の総量を減らすミニマリストやノウハウ本があっても、服そのものの重量を減らす=服装を軽量化していく理論や本には、私の知る限り出くわしたことはありません。

もしかしたら、それがこのブログの個性、私が追い求めていることなのかもしれない、などと思いつつ…

ということで今後の物欲紹介ブログには可能な限り、そのアイテムの重量も載せていきます。