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【白米みたいな定番品】SAINT JAMESのウェッソン

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「とらやの羊羹」みたいな、いつの時代も無くなることのない、「時代」とか「一時の流行」を超えてしまった、クラシックな服を手にしたい思います。

羊羹ならとらや、あんぱんなら木村屋、豚饅なら551、バスクシャツならセントジェームス。

 

7年か8年前くらいに購入して以来、久々にセントジェームスのウェッソンを購入しました。

前回は黒でしたが、今回は白を購入しました。春夏はやはりベージュや白など、軽い色を着たくなります。

ウェッソンはボードネックのいわゆるバスクシャツと呼ばれる厚手のカットソーで、ロンT以上、スウェット未満と言うべきトップスです。

難しいのがサイズ合わせ。以前はT4というサイズを買いましたが(172センチ58〜9キロ)、選択していくうちに縮みが出て、ジャストめになってしまいました。それもそれで良いのですが、逆算して縮んでからT4の選択前サイズくらいのサイジングが望ましく、今回はT5を購入しました。ザボウさんのブログがかなり優しくサイズの違いを教えてくれています。

https://shop.zabou.org/?pid=27189664

このザボウさんの注意書きにも「タンブル乾燥はしないでください。一度洗ってから着用してください。お洗濯により縦縮みが約2㎝~5㎝程発生します。(お洗濯方法により異なる)」と書いてあります。

そして歴史あるセントジェームスの説明は以下の通り。(HPより抜粋)

 

フランス北部ノルマンディー地方にあるSAINTJAMES市。その町の名を冠したセントジェームス社は、今もネームタグに刻まれている通り1889年に創設されました。

産業革命後の19世紀の半ば、それまでアトリエでの手仕事であった紡績、染糸業は、当時のセントジェームス市長であったレオン・ルガレ氏によって工業化され、地域の主要産業となる繊維業の一端を築きました。モン・サンミッシェルの干潟の牧草で育った羊からとれる良質の羊毛は、地元の漁師や船乗りたちの大切な仕事着であるマリンセーターを生み出し、実用性を備えた現在のセントジェームスのシャツの原型となっています。

20世紀に入ってからも事業は急成長し、社名も現在のトリコ・セントジェームス‘TRICOT SAINT JAMES’と改められました。マリンスポーツやカジュアルウェアとしてさらなる発展を遂げましたが、伝統的な手法によるものづくりの精神は変わることなく現在まで引き継がれています。2005年1月、「伝統を正しく継承しフランスの精神を伝達する企業」として高く評価され社会へ貢献した優良企業に授与されるEDC優秀賞“EDC ETHIQUE & GOUVERNANCE”を受賞。2013年には、フランス国内の約1400社が認定を受けている、卓越した手工業・技術を有する企業として認定られるEPVラベルも取得。フランス経済界でも注目される存在となっています。

 

私は10年前にフランスに留学していたのですが、確かに街中でセントジェームスを見かけることがあったものの、その頃の服装や気分とは合わずスルーしていました。

フランスから帰国したあと、フレンチシックのようなものに憧れて買ったセントジェームスがウェッソンでした。ボーダーはどこか気恥ずかしさがあり、無地のソリッドを選択。

当時の気分にハマり、モスコットの伊達メガネにSUNSEAのフリーマーケットパンツ、それにマルジェラのジャーマンやスタンスミスを合わせていました。いまそれをやっても良いと思うんですが、当時買った黒ウェッソンは探してもなく、どこかに消えてしまいました、、笑

黒は結構3年くらい着たら色褪せもして、それがまたカッコよかったんですよね。生成りは白に褪色していくようですが、真っ白なウェッソンってどうなるのか、楽しみです。

とにかくセントジェームスは水を通して洗ってなんぼ。一回着たら当然洗濯です。ここ5回くらい着ていたらやはり着丈と袖丈はやや縮みが出ています、が、少なくとも一年はガシガシ着ないと明らかな縮みはわからないでしょう。

そしてウェッソンは縦に縮みますね。

合わせ方としてはチノでもデニムでもベイカーでも良いんです。なんでも良い白米みたいなカットソー。白Tシャツみたいなものです。

ボードネックなので中にはTシャツやタンクトップが良いと思いますが一枚でも良いんだと思います。白の場合は黒やネイビーのTシャツが良いかなと思いました。シャツでも悪くはないですね。

毎年一枚ずつ買い足していったり、サイズ違いで楽しんでも良いかもしれないです。

私の気のせいかもしれないけど、若干生地が薄くなった気もしました。多分気のせいですが。

とにかく、定番をいつの時代でも買えるってめちゃくちゃ素晴らしいことです。5年後も10年後も買えるでしょう。ホワイトハウスコックスみたいなパターンがないことを祈りたいし、こういう「虎屋のようかん」みたいなクラシックでオーセンティックな衣服を永く着続けていきたいなーと思います。

サイズ選びにやや癖があるものの笑、さらっと春先はバスクシャツ着てモン・サン・ミシェルのあの潮風を感じたいです笑

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来年はグレーもいいな…