get ready(30代男の物欲と服ログ)

都内/三十代男性/既婚/会社員/メンズファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

2023年買った服と雑感

2023年に買った服

 

1月

LEのダウン

2月

パラブーツのシャンボード茶

オアスロウのシャンブレーシャツ

ユーゲンのウィンストン(スイングトップ)ネイビー

セントジェームスのウェッソン白

4月

COMOLIのウールロンTボーダー

5月

ヘリルのウィークエンドジャケット

COMOLIのオンブレーチェックシャツ

COMOLIのシルクネルドロストパンツ

COMOLIのウールシルクシャツ

フットワークスのレザーサンダル


6月〜8月

ウティのm47ミリタリーパンツ

テアトラのナイロンリゾートパンツ

マイキータの偏光サングラス

エンノイのロゴTシャツ

エンノイのショートパンツ

ステューシーのグラフィックTシャツ

キジマタカユキのキャップ

ニューバランスの990v2 グレー

ニューバランスの993 グレー


10月

Brown by 2tacsのウールスウェット チャコール


11月

Dressのコットンタートルネックカットそー オレンジ

COMOLIのコーデュロイパンツ ダークブラウン

COMOLIのラムウールクルーネック エクリュ

Anatomicaのビーチクロスベスト ダークネイビー

無印のウールハイゲージハイネック ダークネイビー


12月

シオタベイカーパンツ オリーブ

モンベルウールTシャツ(薄手インナー)黒

ブランドストーン ダークブラウン

アプレッセデニム 色落ちのネイビー

 

以上、凡そ30アイテム。「今年のベストバイ!」などとドヤ顔で紹介するものって、往々にして直近かつ高額なものになりがちなので、やらないです。

まだ買って1年未満なんだし、これからどれだけ耐えるものなのか、そこからが勝負でしょう。買って数ヶ月で「買って良かったー!」なんていうのは当然で野暮かと。

むしろ、2022年に買って良かったものを紹介した方がいい。

ちなみに22年に買って良かったものはロレックスのエクスプローラー、アナトミカ×ポーターのヘルメットバッグ…ほら、やっぱり22年末かつ高額商品じゃん…

あと今年は家具を買いまくったのでそちらもインパクト、出費ともに大きかったです。

 

最近アイビースタイルのみならず、メンズファッションに興味がある人なら全員持っている説もある『TAKE IVY』を購入し、自分の秋冬目指していた「モダンカントリー」がアイビーと交差することがわかってワクワクしているのですが、今年買った30アイテムはそれに沿うものもあれば、もっとストリートだったりモダンなものもあって面白い。

 

30アイテムがそのまま追加されたのではなく、昨年までのもので手放したものもそれなりあるので、やや増えたぐらい。しかしテイストは春夏はストリート、秋冬はトラッド=カントリーみたいに移り変わる事に気づきました。でもそれってシルエットに関係していて、夏は細身は暑い!冬はワイドは寒い!という単なる日本の気候に適応したシルエットなだけなんですよ。

「俺はこれしか着ない」みたいに自分の可能性の範囲を狭めてしまうのって勿体無いですよね。服でもなんでも。「俺は黒しか着ない」「俺はロック系だからヨットパーカーは着ない」とか「俺はレザージャケットは着ない」みたいなことって、機会損失なんですよ。だってその否定の対象を着てないんだもん。買ってから、着てから判断して欲しいんですよね。ミニマリストとかいう人たちもそう。自分でお金を出して、実際袖を通してみる。そこでしかわからない。もちろん信頼できる仲間の評価は一つの大きな指針になるだろうし、これからも「アラフォーだから◯◯は着ない」とかそういう無駄な制約からは離れたい。UAの栗野さんを見てください。こういう格好なんですよね。やはり僕の憧れは。鴨志田さん然り。

f:id:remontea0710:20231218153817j:image

f:id:remontea0710:20231218153936j:image

結構アイビースタイルもスーツ並みにガチガチに決まりがあるみたいで、そういうのって今着ると往々にして古臭くなってしまう。時代の感性や感覚を機敏に掴んでいる現代の優れたデザイナーの服は、それを現代にチューニングしています。コモリも、キャプテンサンシャインも、ユーゲンも。そういうところが好きなんです。あくまで無駄で過美なものではない。定番料理に、絶妙な匙加減でスパイスを加えている。

あとブランドストーンとかは特に「めちゃくちゃ欲しい!!」と言って買ったアイテムではなく、熱っぽくならずに平熱の状態で買ったものであり、「めちゃくちゃ気に入ってる!」とは言いづらいものですが、そういう買い方も今後していきたい。

「ときめき」とか「ハイテンション」って、絶対に下降線が見えてるんですよ。だから「ときめかなくなる」っていう瞬間が出てくる。そうではなく、初めから下降線にある状態で、徐々に自分のアイテムと調合させながら、熟成肉のように2割、3割と気持ちを高めていく。初めからめちゃくちゃ好きじゃなくて良いんです。友人はそれを東浩紀の『訂正可能性の哲学』に託けて「物欲の積極的誤配」と呼んでいましたが、そのような「誤配」、意図せざる結果として選択したもの、それが自分に加わり、どのように捉えていくのか、という楽しみもあるのではないでしょうか。

来年も何を買うのかまだわからないけれど、上記の2023年リストをもとに、来年2024年の12月には、この23年末のもののベストバイ、1年の使用に耐え得たアイテムについて紹介したいと思います。何せ「今年のベストバイ」っつーのは自分がやる分には全く説得力がないんですよ。

ということで今年もまあまま買いました。30アイテム÷12ヶ月=2.5ということで、1ヶ月に2.5個のアイテムを買っていたということになります。でも、まあそうだろうな、という結果。来年も家具に服に普段通り楽しんでいきたいです。