get ready(30代男の物欲と服ログ)

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プロシュートの兄貴に学ぶ服を買う行為とSALEについて

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年末年始のセールが始まりました。

年末年始休暇はやることがない人が多いのでネットアクセスも増加するのでしょう、どこもかしこも「SALE」の文字で僕の射倖心を煽ってきます。なんとなく「安くなるから」という理由で財布の紐がついつい緩んじゃうんですよ。

ただそういう時にこそ、ジョジョ第5部に登場する敵役・プロシュートの兄貴の言葉から学ぶべきだと思うんです。プロシュートの兄貴はその部下のペッシと共に主人公御一行を急襲するわけなのですが、ジョジョ好きなら誰もが知っている名言がこの場面で登場します。私が大好きなプロシュートの兄貴の名言は

「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!

です。この言葉はセールおよび服を買うことについて示唆を与えてくれます。すなわち

「「(その服を)欲しい」と心の中で思ったのならッ!そのときすでに(買うという)行動は終わっているんだッ!」

となります。そう、すでに欲しい服は手元にあるはずなんですよ。セールに関係なく。ここで私が言いたいのは、「セールという値下げが行われたから買う」という行為自体が、とても消極的購買行動なのではないか、ということです。

もちろん「欲しくて欲しくてたまらない、でも高くて買えない!」と思っていたものが安くなっていたらそれは買うべきです。

ただ、欲しいものもないのにネットのセール会場を右往左往して目移りして目が回るのは、どうしても僕にとって望ましい積極的物欲活動ではない。

欲しいと思ったものはすでにセールになるならない別にして手に入れるべきなんです。セールを待っていたら売り切れてしまうし、そもそも着れる日数が少なくなる。日数で値段を按分すれば、セールまで待つ必要はないはずです。

だから、プロシュート兄貴がいうように、どうしても欲しい!と心に決めたのなら、その覚悟があるのならば、すでにそのブツは手に入れているはずなんです。これぞ物欲の快感。セールで買ったもので長く着たものなんて、僕は一着もありませんから。

…と豪語してみたものの、もちろんセールの魅力はあらと思います笑

でも僕の欲しいもの、例えば通年出ているバブアーやパラブーツ、ジョンスメやシエラデザインズのクラシックはセールにならないし、その必要もない。でも僕はセールになっていなくてとも欲しいと思ってしまう。

セールという煽りにどれだけ耐えうることが可能か。それは日々僕らが欲しいものを見直し、物欲の訂正をしながら導き出した「ほしい物リスト」を耐えず書き換えていく営みに他なりません。

昨年、一昨年から定めている「モダンカントリー」をより純化すべく、アメトラ、アイビー、ヘビーデューティー、ブリティッシュトラッド、フレンチトラッドなどを渉猟し直しています。

とりあえずこの半年以内に欲しいものは定め、それを目掛けて黙々と買い物ができればと思います、プロシュートやブチャラティ並みの覚悟を持ちながら。

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この腑抜け野郎がッ!なんだ!?今のザマは!?ええ!?
まだわかんねーのかママッ子野郎(マンモーニ)のペッシ!

いいかッ!オレが怒ってんのはな てめーの「心の弱さ」なんだペッシ!
そりゃあたしかに「氷」をイキナリぶっ飛ばされたんだ
衝撃を受けるのは当然だ!自分まで「老化」しちまうんだからな
オレだってヤバイと思う!

だが!オレたちのチームの他のヤツならッ!
あとちょっとでノドに食らいつけるって「スタンド」を決して解除したりはしねえッ!
たとえ腕を飛ばされようが脚をもがれようともなッ!

オメーは「ママッ子(マンモーニ)」なんだよペッシ!ビビったんだ…
甘ったれてんだ!わかるか?え?オレの言ってる事
「氷」のせいじゃあねえ 心の奥のところでオメーにはビビリがあんだよ!

『成長しろ』!ペッシ
『成長』しなきゃあオレたちは『栄光』はつかめねえ
ブチャラティたちには勝てねえ!

そしてハッキリと言っておくぜ
オレたちチームはな!そこら辺のナンパ道路や仲よしクラブで「ブッ殺す」「ブッ殺す」って
大口叩いて仲間と心をなぐさめあってるような負け犬どもとはわけが違うんだからな

「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!
その時スデに行動は終わっているんだッ!

 

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