get ready(30代男の物欲と服ログ)

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奥深く厳密なスーツの世界:なぜ私は仕事でスーツを着るのか?

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仕事にスーツを着て行くようになって1年半が経ちます。別にスーツでなくても良いのですがスーツにした理由は2つあります。

ひとつは誰とあっても恥ずかしくないこと。私は接客業と事務職が主な職種なのですが、結構色んな方々と会う機会があるので、スーツをひとまず着ていれば間違いない、という安心感があります。

今年で35歳を迎えますが特に30代を過ぎたあたりからカジュアルな服が似合わないようになってきました。具体的にはアンダーカバーのプリントTシャツに黒スキニーを合わせるような服装です。一方スーツはザ・大人な服装。

ふたつめは表題の通り朝起きたあと何も考えずに服を着れること。シャツの色は白とブルーとストライプ、スーツはネイビー、チャコールグレー、ネイビーストライプなので、どう組み合わせても失敗することはありません。

そんなこんなでスーツは思いのほか楽に仕事に集中できるのが良いです。気持ちも引き締まるし、ユナイテッドアローズにてパーソナルオーダーで採寸してもらったので、体重の変化もあまりなくなりました。

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上述したシャツは鎌倉シャツでのパターンオーダー。これは真面目にお勧めしたい。実はスーツはシャツが命です。

この本にもまずはスーツよりシャツの重要性が語られます。身体に沿った裾や襟周り、身幅、着丈など高コスパでクオリティの高いものを提供してくれる鎌倉シャツには感謝しかありません。↓10,000円ほどで作れます。洗っても皺がつかないのにコットンを使っているトラベラーシリーズは発明です。素晴らしい。

https://shop.shirt.co.jp/shop/mtm/step1.aspx

 

そもそも身長や体重、体型は10,000人いれば10000人の型があるのです。それをS、M、Lの3サイズで補おうというのは無理があります。

別にカジュアルなウェアは良いのですが、殊スーツにおいては、最もサイジングに関してシビアにならなければなりません。デカイスーツはだらしなく、小さいスーツは情けなく見えます。

 

一度自分の身体にフィットしたシャツとスーツを作ってしまうと、既製品は殆ど買う必要を感じなくなります。

平日にスーツをストイックに着て日常を過ごすことは、スーツに着慣れてくるメリットがあります。

結婚式や冠婚葬祭という非日常においても、スーツを着ることが日常になっている人にとってのマインドセットは日常に他なりません。

休日はCOMOLIや好きなカジュアル服を楽しむ喜びが倍増します。

シングルマンのコリンファースのようにトムフォードのスーツを着こなすのは到達難しいし、レザボアドッグスのような格好にも憧れるし、いつだって男のオシャレの頂点はスーツなんだと思います。

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ベルトやネクタイや靴…まだまだ語りたいことがありますが、また別の機会に…

【参考図書】ジェントルマンとは何かを、その所作やふるまいを含め、非常に明確に説明してくれている一冊。とても濃い内容でおすすめです。