Enlightened Equipment Visp Rain Jacket/151g, S size
EEのレインジャケット。比較検討していたのはzpacksのVertice Rain Jacket151gと山と道UL Rain Jacket150g。
EEが最も優れているのはその透湿性。
3つとも耐水圧は20000mmなのですが、透湿性は
Zpacks :56000mm
山と道:20000mm
EE:75000mm
とEEに圧倒的なアドバンテージが。
かつ、両サイドにピットジップも完備しているので、両脇を開けておけば通気抜群です。
先日の八ヶ岳縦走で着用したときも驚くほどの抜けの良さで、小雨ー曇天のハイクでも蒸れずに身体は常にドライで驚きました。
ピットジップはかつてアークテリクスのジャケットを着ていた頃にその有用性を実感してたので、ハイクアップのときは脇を全開にしています。ただし雨の続く時は脇に侵入してくるので閉めた方が無難でしょう。
山と道UL Rainはダブルジップなので、そこで通気性を確保してるのが良いと思いました。EEはダブルジップはありません。
zpacksと悩みましたがEEの方が①透湿性に優れ、②安いので、優位に立った次第です。
このVispは軽量化のみを追求しているのではなく、そこには確かな実質的な機能を感じました。
ePTEEという凹凸のあるメンブレンも、肌に付く感じもなく気持ちいいです。(OMMのhalo smockも軽量ですが、あちらは肌に付く感じと細身シルエットが嫌でした)
シャカシャカしすぎることなく、マットな表情です。
色味もブルーにややグレーが入った感じで落ち着いたカラーリング。あとマニアックかもしれませんが、ロゴがどこにもないアノニマスなデザインも最高。
(フードの裏にタグが小さく付いていますが、基本見えません)
主張しない、どこにでもありそうな、ただ普通のレインウェアという見た目も気に入っています。
Sサイズでゆったり着れるのも、中に着込んだりできるので気に入っています。早くまたこの透湿性を体感したい、、
私はウインドシェル代わりにもこのVispを使っていますが、やはり夏登山は使わず、ずっとリュックの中ということも多いので、レインは軽いに越したことはないと思っています。
これにレインパンツはモンベルのバーサライト78gで合計229gとなり、背負っていても気にならないところもポイントです。
さらに軽量を求める方へ、、、ノースのストライクトレイルは、150gを切ります。私も長く使ってますが、使い勝手よいです。