Tarptent Aeon Li/495g
北岳ー間ノ岳一泊二日の縦走をUL装備でしてきました。
こちらは最近購入した、500gアンダーのtarptentのワンポールテント。USのタープテントの公式HPで購入しました。
ペグはMSRのカーボンコアステイク5.6g×6本でケース含め39g、計534gです。
ダイニーマDCF製で雨にも強く、形状的に風を受け流すシルエットが美しく、そこが購入の決め手となりました。
わずか500g以下というところの比較で言うとzpacksのplexamid tentが挙げられますが、このaeon liは形が気に入ったので、こちらを選びました。
北岳肩の小屋は3つにゾーンが分かれていて、私はAゾーンに張りました。台風明けの晴天もあって、ほぼ無風。岩場だったので無理にMSRペグを叩いていたら一本ダメにしてしまったので、ペグダウンを諦めほ岩を置いて対応。
中は一人でも十分な広さで、特徴的なV字の両端のカーボンポールが作り出す三角形の通風孔のおかげもあって換気もしっかりしており、朝の結露はほぼありませんでした。
この手前の石を置いている三角のコーナーが「ピッチロック」と言って、通風孔の役割と、空間面積の拡張をもたらしています。これはタープテント独自のオリジナルデザイン。このカーボンポールが立つことで、室内が立体的に立ち上がって空間が広く感じられます。
10月3日、4日の北岳肩の小屋3000m、夜は3℃という条件でしたが、風でバタつくこともなく、安定感すら感じました。ピッチロックと同時にテンションコードでかなりテンションをかけられるので幕体がたるみにくいです。
今後も雨の山行や強風の山行などでテストを重ねていきたいと思います。
ちなみに重量につきまして。
これが中身一式です。すべて私の大好物、ダイニーマdcf素材なのがなんとも贅沢。
イーストン社の付属ペグも6本。しっかりしてます。
ペグは8g. MSRのカーボンコアステイクと同じ長さですが、5.6gのカーボンコアステイクよりは剛性があるのだろうか。試してみたいです。
ロゴ入りのテントの収納スタッフサックは14g。これももちろんダイニーマdcf製。
テントを入れると495g。
6本カーボンコアステイクを入れたペグケースは39g。ちなみにペグは6本あれば大丈夫です。予備でもう1本必要かな、、
ちなみに支えのトレッキングポールはエバニューの「小鹿ちゃん」115cmを使っています。
トレポはローカスギアのものも使っていましたが、見た目の美しさとその軽さに惚れて、最近はずっと「小鹿ちゃん」です。最軽量級で値段も安いし、コンパクト。そして着地音も静かなんです。デザインもミニマルで、自分にとってはトレポの最適解です。
Aeon Liの今の所の欠点はカーボンポールのせいで直径が36センチほどと収納スペースを取るところですが、それ以外は満足しています。
グランドシートですが、mont-bellのエマージェンシーシートをフロア用に切って使っています。エマージェンシーシート兼グランドシート、25gです。
設営も早く、撤収も2分ほどで終わりました。
UL登山における、私の中の主役になりそうです。
北岳山頂側とタープテント、Aeon li