get ready(30代男の物欲と服ログ)

都内/三十代男性/既婚/会社員/メンズファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

UC×Fragments MANUEL GÖTTCHING ブランケット

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5月から完全にハマったインテリア。気付けば仕事以外のプライベート、起きてから寝るまでほとんどインテリアのことを考えていたような気がします。

おかげさまでリビング、ダイニングは以前とは様変わりして現在はミッドセンチュリーモダンというジャンルの空間に近づいてきました。

ミッドセンチュリーは「中間の世紀」というその名前の通り1950年代の前後のモダンデザインを指しますが、現在でもその新しさは失われることはありません。そんなミッドセンチュリーモダン、コテコテのものはインスタを探しても日本では見つかりにくい。ですが海外だとそれなりに出てきます。その海外のミッドセンチュリーモダンを基軸としたインテリアは非常に参考になるのですが、いろいろ自分の好きなアカウントを見る中で通底しているのが「チェッカーフラッグ🏁」でした。日本でいうところの市松模様です。かつて関西でいう『カジカジ』にあたるであろう関東のサブカル情報誌『トーキョーグラフティ』には「部屋紹介」という特集が多く組まれており、上京を夢見るで20年前の高校生の私は何冊か買った記憶があります。現在も『トーキョーグラフィティ』あるのかな、と思ったらありました。なんか嬉しい笑 まだ部屋特集もやってるっぽいので買ってみようかな。

 

そう、この特集で東京の一人暮らしがよく載っていたのですが、そこでよくチェッカーフラッグの床を見たのです。あるいは壁。白と黒の四角がなぜか実家にいる私にとてもビビッドに映り、「よくわからないけどかっこいいかもしれん」と思ったものの、寮生活を大学時代に送ることになる私はチェッカーフラッグは採用せず、そのまま37歳になりました。ABCマートで200回くらい買おうと思って買わなかったVANSのチェッカーフラッグスリッポンも買ったことがなかったです(高校の頃のUNDERCOVER「歪み期」のチェッカーフラッグかっこよかったな)

 

 

あれから20年、ついにチェッカーフラッグを家に取り入れました。そしてアンダーカバー×フラグメント。アンダーカバーは高校の頃一番好きなブランドで、25歳くらいまで着ていたけど、最近疎遠になっていました。でも今見てもそのパンクマインドやジョニオさんのブレない美学はとても好きです。アンダーカバー経由で好きになったカルチャーがあまりにも多く(ジョイディヴィジョン、CAN、ディーターラムスetc...)私の構成要素の一つであることは間違いありません。そんなアンダーカバーと、現在もファッション界のフィクサーである藤原ヒロシさんが手がけるFRAGMENT。稲妻マークでお馴染みです。かつて大学時代にハニカムというブログをよく読んでいて、藤原ヒロシさんにも相当な影響を受けました。本も2冊持っているけど、先日3冊目の藤原ヒロシさんのnúmeroを購入。2020年代の藤原氏のムーブを知ることができて濃厚な雑誌でした。

 

Personal Effects

Personal Effects

Amazon

↑懐かしの一冊。藤原氏が選ぶ100アイテム。表紙、今見るとチェッカーフラッグデザイン。奇遇...

さて、そんなUCとフラグメント(AFFAというコラボも有名ですが)、やはり参照元はコアなミュージック。マニュエルゲッチングというアーティストです。ゲッチングはテクノハウスの元祖とも呼ばれうるアーティストであり、現代的にも全く古びないまるでミッドセンチュリーモダンデザイン家具のようです。

www.huffingtonpost.jp

 

そしてこれがマニュエルゲッチングのアルバムのアートワーク。これが今回のコラボで大体的に用いられています。普通にカッコいいし、このレコードも欲しい。

 

 

ロングコートからブルゾンまで出ていますが、普通にかっこいい。

このブラウンとベージュのゲッチングのアートワークのブランケットを購入したわけですが、ブラウンーベージュは白ー黒に比べて色差がなく、部屋の床や木材にも馴染みやすい。

カリモク60のKチェア2シーター(これまたミッドセンチュリーと相性が良い)に掛けて使っていますが、今やそのブラケットの下にホットカーペットを忍ばせて、猫さんのリラクゼーション場所として活躍中、人間が肩から掛けたことは一度もありません笑 茶虎猫の抜け毛も色的に気にならないのもありがたいですね。

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ただチェッカーフラッグをリビングに取り入れると途端に部屋のポップ濃度が高くなり、気に入っています。かつて「トーキョーグラフィティ」を読んでいた20年前の君へ、20年後の僕から「チェッカーフラッグを君は20年後に買うことになるだろう」と伝えてあげたいです。

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ジョニオさんとヒロシさんはいつまでたっても僕のアイドル。でもウチの猫2匹は究極のアイドル。