get ready(30代男の物欲と服ログ)

都内/三十代男性/既婚/会社員/メンズファッション/アウトドア/音楽/ミニマリズムなど

2017-01-01から1年間の記事一覧

DJ Krush『軌跡』Live@Sound Vision

11年前の2006年9月、ニューヨークに私は居た。NYに住む兄に連れられてDJ Krushを初めて見た。高校の頃からDJ ShadowやMowaxレーベルが好きだった私にとってNYでKrushを聴くという体験はあまりにもドープだった。モンモンと焚かれた煙の中で酩酊状態になった…

ミニマリズム探究② DAN FLAVIN展@Espace Louis Vuitton Tokyo

www.espacelouisvuittontokyo.com ラフシモンズのカルバンクラインでもフューチャーされていたダンフレーヴィン。ミニマルアートの代表格ということで見たわけだが、誤解を恐れず言えば蛍光灯が幾何学的に置いてあるだけ。ミニマルアートはコンセプチュアル…

プラダのシャツと言語表象

洋服をエクセルで管理している、と話したら友人にエクセルおじさんと言われてしまいもういっそエクセルおじさんでも良いと思い始めている。 エクセルで洋服を管理するメリットは以前書いた通り。 makkikka.hatenablog.com とにかく自分の持ち服が文字通り一…

ランニング日記8

3日連続10キロ以上走る。土曜の夜と今日は武道館でフランプール?flumpoolのライブがあったらしく、昨晩は激混みの武道館を通過するのに大変だった。二十代の若者やカップルが多い気がした。21時前だったので、開演が早かったのだろうか。10キロ皇居を回って…

ランニング日記7

両親指の水ぶくれのおかげでずいぶんと休まなければならなかった。「休みも練習の一部であり、練習も休みの一部である」という「光は闇の一部であり~」的な謎の金言を唱えながら悶々としながら休んでいた。 水ぶくれが引いてさらに一日休み、昨日は久々に走…

見田宗介『宮沢賢治ー存在の祭りの中へー』

NHK「心の時代」にて吉増剛造が宮沢賢治の恋人の痕跡を辿る様子を見ていた。吉増氏の、ゆっくり賢治の言葉を音読し、味わい、辿り、インクの文字の奥底から賢治の感情の機微をなぞるようにあぶり出していく手腕に、真の詩人を見た。 宮沢賢治ほど老若男女を…

ランニング日記6

今日は「ランを継続的に続けている人は偉い」という話。 出社ラン、出社バイシクル的なノリがある。出社前に着替えたりするのだろう。以前から私はこう述べている。登山と日常の区別をなくしたい、と。なぜなら普段の自分を非日常としてガチャガチャした服を…

100記事を越えて思うこと

おかげさまで、ひとまずの目標だった100記事を突破しました。 このようなブログを多かれ少なかれお目通しいただいている方々に深く感謝いたします。ありがとうございます。 ブログのアフェリエイトだとかテクニカルなことはわからず、とにかく100記事書いて…

ランニング日記5

大型連休を終え、帰京。過ごしやすい気候になり、4月で必要だったウインドブレーカーもなくなってTシャツのみでラン。陽射しが強くなってくるのでキャップをノースフェイスで購入する。被りやすくて髪が乱れないし、ヘアバンドより締めがキツくないので気持…

ミニマリズム探究①:マルセル・ブロイヤーの家具展:東京国立近代美術館

本ブログの背骨ともいえるミニマリズムに親和性の高いバウハウスについて、今後何回かに分けて断片的に延べていきたい。いつしかそれぞれの断片が星座のように象られることを期待しつつ… 第一回目はマルセル・ブロイヤーについて。少し前のことではあるが、…

僕らが走りに出る理由

書くことは苦でないのと同様に、走ることもそこまで苦ではない。もともとそこまで物持ちが良い方だったり、長続きするタイプではないが、ブログをここまで続けられたのは何かアウトプットする喜びを感じられてるからかもしれない。と村上春樹まがいのことを…

ランニング日記4

ゴールデンウィークは帰省し、地元から少し離れて白馬方面の青木湖にて友人と20㎞のLSD。話しながら、湖畔を望みながらゆっくりと走る。朝8時半から走り始めて2時間20分ほどかけて走った。久々にあった仲間との会話は飽きることなく、気付けば走り終わってい…

ランニング日記3

表参道近辺を散策。アイヴァンのスポーツライン、アイヴォルという新しいサングラスを試着。23gという軽さでなかなか良いが、サイズが微妙な感じだった。外苑前に出来たヴィクトリアでは配布されていた割引クーポンに釣られてc3fitの五本指ソックスを購入し…

ランニング日記2

昨日は20㎞相当のLSDを実践。途中で喉が渇いていたのに何もなく、ヴァームゼリーを竹橋駅上のコンビニで買う。ヴァームはなかなか売っていないので助かる。ヴァームゼリーはレモン風味で、いつも飲んでいるアミノバイタルゼリーより美味しい。 LSDはキロ5:50…

エリザベス・ペイトン展:Still Life @原美術館 感想

ペイトン展に滑り込みで行ってきました。 大好きな原美術館。こじんまりした建物でゆっくり見れる感じが大きい美術館と違って好きです。国立新美術館や東京都美術館がビッグメゾンのLVMHやケリングだとしたら、原美術館やちひろ美術館はドリスヴァンノッテン…

ランニング日記

まだ私がランニングに興味を持っていなかった頃、ハニカムブログでいつもランニングについて語っていた高橋氏。もうブログをやめてしまっていて、残ってないかと探していたところ、少しだけ発見。 JUN TAKAHASHI -BLOG-|honeyee.com Web Magazine ワークア…

俺のランニング道具③ GYAKUSOU ルナエピックLOWフライニット2(レビュー)

NikeLab GYAKUSOU LUNAREPIC FLYKNIT2 買いました。ランニングシューズにも逡巡しました。 ポイント1「普段履きでも違和感のないグッドデザインか」 まずは自分の足の測定云々よりも、足の形より何より「カタチ」から入るアホな性格なのでデザインがまず先…

俺の登山道具⑧/ランニング道具② アミノバイタル

何でもケチることは時に愚鈍でしょう。アミノ酸なんてたいしたことない、こんなのなくても走れる、登れると。登山だったらトレッキングポールがあれば、ランニングならクッション性の高いシューズがあれば、より快適なパフォーマンスが可能であると思われて…

冷めないファッション熱の熱源はどこだ?

定期購読しているゼムマガジンのブログ、いつも興味深く読んでいるのですが以下の記事を読みながら思ったことを。 BLOG - Them magazine マークやフッドバイエアの衰退の源泉にはノームコアが人口に膾炙したからではないかという話。ノームコアが槍玉に上が…

T2 トレインスポッティング2の感想

10代の後半に浴びた音楽、文学、服、映画、アートが今の自分、ないしは一生の自分を方向づけてしまうという命題があります。 そしてこの命題は真である、と私は思っています。 ついに公開されたトレインスポッティング2を観てきました。20年越し、ストーリー…

カラマーゾフの兄弟と併走

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を読了しました。2週間半ほど掛かってしまいました。金原ひとみは中下巻を3日で読み通したらしいけれど、よほど暇がなければ3日で中下巻の読了は難しいでしょう。あえてここで人類史上最高峰に君臨すると言われて久し…

服装におけるバッグの重要度

バッグひとつで服装の印象てめちゃくちゃ変わる。靴並みにバッグって重要度高くないですかね。仕事もあまり持ち物がない。女性とは違い、化粧品などコスメの類もそこまで持ち歩くほどではなく、ハンカチと携帯と財布だけあればいい。あと欲を言えば文庫本と…

ブログ開設1周年

Photo:春霞の皇居ラン このブログをはじめて今日で一年だ、とはてなブログからメールが来ました。私がなぜブログを始めたのかというと、圧倒的にアウトプットが不足していて、ブログに何でもいいから書きなぐって痕跡を残そうと思ったからです。「どうせ数か…

洋服の見直しと選別ー上着編ー

春なので冬物をクリーニングに出して仕舞おうと思っています。それとまた服を減らしたい。選択と洗濯の負荷を減らしたい。 今冬はコモリのタイロッケンコートが大活躍で他のコートをあまりきませんでした。 アウターは4着 タイロッケンコート チェスターコー…

俺のランニング道具①THE NORTH FACE フレキシブルアンクルパンツ

皇居ランとかいう都心の馬鹿デカい家の周りを勝手に走ってる行為..自分の家だったらちょっと嫌ですね。 さてランニングの服につきまして。先日ナイキに行って見てきたのですがやはり派手にタイツにショートパンツな男性が多く。ショートパンツも膝上くらいの…

ランニング初心者の服装

あたたかくなってきたのでランニングをまたはじめています。走り始めて4、5年は経つでしょうか。今年は10月にフルマラソンについに挑戦することにしましたので、この半年間ワークアウトを継続的に続けていくつもりです。 最近は皇居ランをしています。皇居…

170319.ロバート・メイプルソープ展@銀座シャネル

www.cinra.net 行ってきました。今期のラフシモンズにも採用されていたメイプルソープ。 rafsimons.com ポートレートも静物画のように静謐であり、彫刻のようであり、生気がまったく感じられないんだけど、そのぶんモノクロームも相俟って身体や植物や果実の…

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』について私の語ること

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫) 作者:村上 春樹 文藝春秋 Amazon タイトルのくどさが随一ですね。最近また走り込みをしていたので読み返したくなったのですが手元になかったので買い直しました。3年前くらいからランニングを始めて(ダ…

洋服における情報量の多寡

JIL SANDER 2017 幸いスーツにネクタイが義務化されている職場ではないけれど、外部のお客さんと接する機会が毎日あるので誰に会っても恥ずかしくはないが、スーツみたいに決まりすぎない格好をしています。 なのでボックスロゴパーカー的なものは着れません…

服の管理方法について

春物を見るのが楽しくなりました。 知らず知らずのうちに服がなんとなく増えてる気がしたのでもう一度整理してみました。下着(パンツと靴下)抜き、アクセサリー小物抜きにして総計60着を目安としていますが難しそうです。 服の買い方としては、まず年明けに…